ARCHICAD 17以降
サイレントモードのホットフィックスインストールを行うには、コマンドラインで「
silent」パラメータを使用して、インストーラを実行します。以下の手順を実行すると、適切なコマンドラインを取得できます。
Windows
- [スタート]メニューで[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- ホットフィックスインストーラの実行ファイルを[ファイル名を指定して実行]ダイアログにドラッグします。
- 行の最後にスペースを挿入して次のパラメータを入力します。/silent
- 行は次のように表示されます。C:Users<username>DesktopACxx-xxxx-HOTFIXx-WIN64.exe /silent
パスのフォルダ名にスペースが使用されている場合、この行は自動的に引用符で囲まれます。
Mac
- ARCHICADのホットフィックスのインストーラファイルに移動して右クリックします。
- コンテキストメニューから[パッケージの内容を表示]を選択します。
- Contents/MacOSフォルダ内の「ACxx-xxxx-HOTFIXx-MAC」のアイコンを「ターミナル」の上にドラッグします。
- 行の最後にスペースを挿入して次のパラメータを入力します。-silent
- 行は次のように表示されます。
…/ACxx-xxxx-HOTFIXx-MAC.app/Contents/MacOS/ACxx-xxxx-HOTFIXx-MAC -silent
ARCHICAD 15~16
サイレントモードのホットフィックスインストールを行うには、コマンドラインで「
silent」パラメータを使用して、インストーラを実行します。以下の手順を実行すると、適切なコマンドラインを取得できます。
Windows
- [スタート]メニューで[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- ホットフィックスインストーラの実行ファイルを[ファイル名を指定して実行]ダイアログにドラッグします。
- 行の最後にスペースを挿入して次のパラメータを入力します。/silent
- 行は次のように表示されます。C:Users<username>DesktopACxx-xxxx-HOTFIXx-WIN64.exe /silent
パスのフォルダ名にスペースが使用されている場合、この行は自動的に引用符で囲まれます。
Mac
- ARCHICADのホットフィックスのインストーラファイルに移動して右クリックします。
- コンテキストメニューから[パッケージの内容を表示]を選択します。
- Contents/MacOSフォルダ内の「installer.sh」のアイコンを「ターミナル」の上にドラッグします。
- 行の最後にスペースを挿入して次のパラメータを入力します。-silent
- 行は次のように表示されます。
…/ACxx-xxxx-HOTFIXx-MAC.app/Contents/MacOS/installer.sh -silent
ホットフィックスパッチファイルは、ARCHICAD、BIMサーバー、およびBIMサーバーマネージャをアップデートします。また、ARCHICADを実行中のためにクライアントマシンのユーザーがインストールプロセスをキャンセルした場合でも、exe/appとは別にログファイルを作成します。これには、検出済み/未検出およびアップデート済み/未アップデートの製品の全ての情報が収められます。後述の「
ログ」も参照してください。
ARCHICAD 15より前
サイレントモードのホットフィックスインストールを行うには、コマンドラインで「
-W play.auto=YES」パラメータを使用して、インストーラを実行します。以下の手順を実行すると、適切なコマンドラインを取得できます。
Windows
- [スタート]メニューで[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- ホットフィックスインストーラの実行ファイルを[ファイル名を指定して実行]ダイアログにドラッグします。
- 行の最後にスペースを挿入して次のパラメータを入力します。-W play.auto=YES /english
- 行は次のように表示されます。C:Users<username>DesktopACxx-xxxx-HOTFIXx-WIN64.exe -W play.auto=YES /english
パスのフォルダ名にスペースが使用されている場合、この行は自動的に引用符で囲まれます。
Mac
- ARCHICADのホットフィックスのインストーラファイルに移動して右クリックします。
- コンテキストメニューから[パッケージの内容を表示]を選択します。
- Contents/MacOSフォルダ内の「ACxx-xxxx-HOTFIXx-MAC」のアイコンを「ターミナル」の上にドラッグします。
- 行の最後にスペースを挿入して次のパラメータを入力します。-W play.auto=YES -english
- 行は次のように表示されます。
…/ACxx-xxxx-HOTFIXx-MAC.app/Contents/MacOS/ACxx-xxxx-HOTFIXx-MAC -W play.auto=YES -english
ARCHICAD 12、13、14に関する注記
ARCHICADホットフィックスパッケージは、特定のコンピュータ上に全体バージョンから正規にインストールされた固有のARCHICADが存在する場合、サイレントモードでインストールされます(パラメータは使用しません)。インストール後に「完了」ダイアログが表示され、インストールが完了したことが通知されます。「完了」ダイアログが表示されないようにするには、「gshotfix.ini」ファイルをホットフィックスインストーラファイルの横に配置し、次の文字列を含めます。 SilentInstall =1
サイレントインストールの推奨シナリオ
A) BIMマネージャは、ホットフィックスインストーラをクライアントマシンからアクセスできるパスに配置します。次に、BIMマネージャは、クライアントマシンのログインスクリプトを作成し、ユーザーがログインして指定されたパスからホットフィックスインストーラを起動できるようにするか、あるいはユーザーに対して事前に用意されたバッチスクリプトを実行し、指定されたパラメータを使用してインストーラを実行するよう求めます。
B) BIMマネージャは、自分のコンピュータからローカルマシンにアクセスして、ホットフィックスインストーラを全てのクライアントマシンの共有フォルダに配置します。次に、BIMマネージャは、クライアントマシンのログインスクリプトを作成し、ユーザーがログインして共有フォルダからホットフィックスインストーラを起動できるようにするか、あるいはユーザーに対して事前に用意されたバッチスクリプトを実行し、指定されたパラメータを使用してインストーラを実行するよう求めます。
ログ
インストーラをサイレントモードで実行すると、
AutoUpdate.logという名前のログファイルが、exe/appファイルと同じフォルダに作成されます。BIMマネージャは、後からこのログファイルを分析に使用できます。したがって、特定のユーザーには、インストーラが配置されているフォルダへの書き込み権限が必要です。1セッションのログには、プロセスの開始時刻/終了時刻、ユーザー名、コンピュータ名、およびインストールの成功/失敗に関する情報が含まれます。インストールが失敗した場合、ログにはその原因も含まれます。ARCHICADが未アップデートの場合、それを示すメッセージが表示され、その後に管理者への問い合わせが必要であることを示すエラーメッセージが表示されます。
注記:Macプラットフォームでは、AutoUpdate.logファイルは、ダウンロード可能なdmgファイルからappファイルをコピーした場合にのみ作成されます。