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11月30日(土)16時から19時(日本時間)の間に、ライセンスサーバーメンテナンスを実施する予定です。

期間中、ライセンス関連の操作(ライセンスキーのアップロード、ダウンロード、アップデート、SSAの確認、ライセンスプールへのアクセス、GSID認証)が、約2時間ほど、正常に機能しない可能性があります。

ご不便をおかけしますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

PCとMAC 間のクロスプラットフォームの問題 - トラブルシューティングガイド

Michitaka Kiriki
Graphisoft
Graphisoft
  • MacとPC間でARCHICADファイルをやりとりするときに、何ができて、何ができないのでしょうか?
  • プラットフォームを変えようとしている場合、何を準備しておけばいいのでしょうか?
  • MacとPCが混在した環境で作業できますか?
これらの質問の回答はこちらです:

PCからMacへの移行

誰もが別のプラットフォームに移行するとは想定していませんが、これらのことはうまく行くでしょう:
  • ARCHICAD インストールDVDには両方のバージョンが入っています。別のDVDは必要ありません。
  • ARCHICADに付属のプロテクションキーは、MacとPCの両方で動作します(ARCHICAD 8.1以降)。
  • これまでの条件を考えると、別のライセンスを購入する必要がないことは明らかです。ARCHICADを購入した場合、両方のプラットフォーム用に購入したことになりますので、移行に必要なものはすでにすべて揃っています。
  • ARCHICADファイルもプラットフォーム固有のものではありません。Windows で保存されたファイルは Mac でも開くことができますし、その逆も同様です。
  • ARCHICADライブラリは、ほとんどプラットフォームに依存しません。つまり、GRAPHISOFTのMac用とPC用のデフォルトのARCHICADライブラリは若干異なりますが、その違いは、テキストを表示する一部のオブジェクトで使用されるデフォルトのフォントにのみ関係しています。GDLコード自体は同じように解釈されているので、ライブラリ部分はどちらのプラットフォームでも同じように使うことができます。オンラインで見かけるライブラリやオブジェクトはほとんどがクロスプラットフォームなので、MacやPCのライブラリを別に用意することはありません。
  • アドオンはプラットフォーム固有のものです。ほとんどのアドオン開発者は両方のプラットフォーム用のアドオンを開発していますが、MacとPCで同じプラグインをロードできないことを意味します。コンピュータを移動する際には、アドオンを再度ダウンロードする必要があります。両方のプラットフォームで利用できないアドオンがいくつかあります。(BIMxMEP ModelerCinema4DRhino-Grasshopper アドオンは両プラットフォームで利用可能です。)
  • DWGIFCのトランスレータはXML形式なので、PCからMacへの移動も可能です。
  • ARCHICADの機能はどちらも同じです
  • ARCHICAD インターフェイスは非常に似ています。

潜在的な問題

また、以下に修正が必要と思われる点をいくつか挙げます:

ファイルのパス

パスは260文字以内にしてください。

ファイル名

  • 文字もしくは、ASCII文字コードの1から31迄を使用してください。
  • ファイル名は255文字以下にしてください。
  • ファイル名は、CON、PRN、AUX、NUL、COM1...COM9、LPT1...LPT9、または任意の拡張子と同じにすることはできません。
  • ファイル名は CLOCK$ にすることはできません。
  • ファイル名の末尾にスペースまたは.ドットを付けることはできません。
  • 以下の文字はOSXではファイル名に使用できますが、Windowsでは無効な文字です。プロジェクトファイル名だけでなく、ライブラリオブジェクトや組み込みライブラリでも、これらの文字を使用しないようにしてください。Windowsユーザは、これらの文字を名前に含むファイルを使用することはできません: '\'、 '/'、 ':'、 '*'、 '?'、 '"'、 '<'、 '>'、 '|'
  • 以下の文字はMacでは無効です:':'

クロスプラットフォームのファイル名とパスの制限についての詳細はこちらをご覧ください:

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa365247%28v=vs.85%29.aspx
http://en.wikipedia.org/wiki/Filename

フォントタイプ

ARCHICADはフォントを名前で参照します。全く同じフォント名が両方のプラットフォームで利用可能な場合にのみ、同じフォントが見つかり、プログラムで使用されます。WindowsフォントはMacにインストールできることが多いですが(これを行うにはFontBookアプリを使用します)、テキストが同じに見えるかどうかを再確認してください。フォントが[括弧]で表示されている場合、そのフォントが欠けており、他の何かで置き換えられていることを意味します。

外部コンテンツ

以下のようなARCHICADファイルは、おそらく外部の場所を参照しています。
  • ホットリンク
  • 外部図面
  • リンクされたライブラリ
  • 発行する保存先
ファイルをPCからMacに転送する場合、またはその逆の場合、これらのリンクの一部が動作しなくなることがあります。ARCHICADは、ネットワークパスをプラットフォームに依存しない形式で保存します。そのため、macとPCからのファイルパスが同じであれば問題はありません。しかし、ネットワーク環境が変更され、参照しているネットワークの場所に同じパスでアクセスできなくなった場合、Macで初めてファイルを開いたときに長い非アクティブ期間(カーソルが「ビーチボール」している状態)が発生することがあります。これは、ARCHICADがこれらのネットワークロケーションを見つけようとするときに発生します。壊れたリンクを修正するには、ホットリンクマネージャー、図面マネージャー、ライブラリマネージャー、パブリッシャーの設定にそれぞれアクセスしてください。
同じプロジェクトでMacとPCの両方から作業を行う場合は、外部コンテンツがすべて同じパスでアクセスできるネットワークドライブに配置されていることを確認してください。

ネットワークプロテクションキー

CodeMeterのソフトウェアやハードウェアのネットワークキーに問題はありません。しかし、ARCHICAD 19以前は、小規模な混合ネットワークでDNSサービスを持たず、NETのWibuKeyCodeMeterの保護キーを使用していた場合、キーサーバーはMacでなければなりませんでした。

チームワーク

こちらの記事をご確認ください: チームワーク/クロスプラットフォームm

既知の問題 - ARCHICAD 17

カスタムフォルダアイコンの問題

devTT159918

ARCHICAD 17 build 6004以降、BIM Server Librariesで受け入れられるファイル名とパスに制限が設けられました。WindowsまたはMacintoshで無効なファイル名またはパスを含むBIM Serverライブラリをアップロードできなくなりました。この理由は、クロスプラットフォームで作業していたユーザーが、無効なファイル名やパスに関するいくつかの問題を発見した可能性があるためです。


問題:

ユーザーがMacintoshでライブラリフォルダ用のカスタムフォルダアイコンを作成したところ、このライブラリをBIMサーバにアップロードできませんでした。

原因:

Macintoshでカスタムフォルダアイコンを作成している間に、Icon?という名前のファイルが自動的に作成されます。このIcon?ファイル名はWindowsでは使用できませんので、ユーザーはこのライブラリをBIMサーバーにアップロードすることはできません。
crossplatform1

解決方法:

Macintosh上のライブラリにカスタムフォルダアイコンを作成しないでください。また、クロスプラットフォーム以外のファイル名の使用も避けてください。

エラーメッセージ:

AC17では、エラーメッセージにはあまり情報が含まれていませんでした。 orig
AC18では、エラーメッセージは次のように表示されます。warning

バージョン履歴
最終更新日:
‎2020-08-27 08:58 PM
更新者:

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