影響のあるバージョン: ARCHICAD 22 & 23 | 重要度: 解決方法あり | ID: 265627, 267127
これは、ARCHICADがデフォルト(/Application/...)のディレクトリは異なる場所にインストールされたままmacOS10.15
Catalinaに移行した場合に発生する問題であることに注意ください。
Issue
ARCHICADのアンインストールがエラーにより突然終了し、結果いくつかのファイルが削除されません。
この問題は、macOS 10.15 CatalinaでAppleによって導入された新しいアクセス制限によるものです。
例えば、MojaveではARCHICADをアプリケーションフォルダー以外のディレクトリにインストールし、オペレーティングシステムをCatalinaにアップグレードした場合、アンインストーラーは一部のファイルにアクセスできないため、それらを削除できません。
解決方法
ARCHICADをアンインストールされたい場合は、手動でARCHICADフォルダをゴミ箱に移動し、ゴミ箱を空にする を実行してファイルを完全に削除できます。
この操作では、メインフォルダ内のファイルのみが削除されますが、他の関連ファイルはコンピュータ上に残る場合があることに注意ください。
ARCHICADおよび全ての関連するファイルを削除したい場合は、それらのファイルをゴミ箱に移動し、ゴミ箱を空にする を実行してファイルを完全に削除できます。
必ずお読みください
ARCHICADの再インストールを計画している場合は、変換設定や作業環境などのファイルは再度設定しなくても済むように削除せずに保存しておくことを推奨します。
ファイルは下記のディレクトリを参照ください:
- Users/<username>/Documents/GRAPHISOFT
- Users/<username>/Library/Application Support/GRAPHISOFT
- Users/<username>/Library/Caches/GRAPHISOFT
- Users/<username>/Library/Logs/GRAPHISOFT
- Users/<username>/Library/Preferences/GRAPHISOFT
- Users/<username>/Library/Saved Application State/["graphisoft"とそれらの名前の付いたファイル]
- Users/Shared/ARCHICAD
- Users/Shared/GRAPHISOFT
- Users/Shared/Install.GS