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特定のARCHICADファイルでWindowsのエクスプローラがクラッシュする

Michitaka Kiriki
Graphisoft
Graphisoft

1. 特定のARCHICADファイルで作業した際に、Windowsのファイルエクスプローラーエクスプローラが予期せず終了する場合があります。

この問題は、以下の場合にコンピューター上で発生します。
  • インストールされているARCHICADのバージョンが ARCHICAD 18ビルド6000またはARCHICAD 19ビルド3003であり、かつ
  • GRAPHISOFT Shell Extensionが動作中の場合です。(インストール時に自動的に有効化されます。)
ファイルエクスプローラーエクスプローラのクラッシュは、以下のプロセス中に発生する可能性があります。
  • 特定のファイルをnbsp; デスクトップ上や他のローカルフォルダ、あるいはUSBドライブにコピーした時
  • プロパティを確認するために、ファイルを右クリックして  、コンテキストメニューで「プロパティ」を選択した時
  • マウスカーソルを  特定のファイルのアイコン上に移動し、バージョン番号を示すポップアップウィンドウが表示された時



2. ファイルエクスプローラーエクスプローラがクラッシュした結果、新しい場所に複製されたファイルが破損する可能性があります。

このようなファイルをARCHICADで開くと、「平面図ファイルが読み取れません! 」というメッセージが表示されます。この場合、これらのファイルは修復することはできません。すでに修復不可能であることを我々も確認しています。 ただし、これら複製ファイルの元の場所にあるファイルについては、ARCHICADで読み取り、使用が可能です。このように、元のファイルを削除しないことが非常に重要になります。
破損したファイルをファイルエクスプローラーエクスプローラで操作しようとすると、上記と同様のクラッシュの原因となります。


3. 正常なファイルであっても、上述のファイルエクスプローラーエクスプローラのクラッシュによってコピーのプロセスが中断された場合、ファイルが破損してしまう可能性があります。

通常、正常なファイルのコピープロセスによりファイルエクスプローラーエクスプローラがクラッシュすることはありません。この問題は、例えば大きなファイルのコピーやUSBドライブへのコピー、速度の遅いネットワーク接続を通じたコピーなど、比較的時間のかかるコピープロセス中に、以下の操作によって、GS Shell Extensionが起動した場合にのみ発生します:
  • マウスカーソルが別の破損したファイルや、利用可能であるがクラッシュの原因となりうるファイルの上に移動して、バージョン番号を示すポップアップウィンドウが表示された時。この場合、マウスを移動した先がファイル名であるかアイコンであるかは関係がありません。
  • 別の破損したファイル(あるいは利用可能であるがクラッシュの原因となりうるファイル)のファイル名またはアイコンを右クリックして「プロパティ」ウィンドウを開こうとした時。
  • 別の破損したファイル(あるいは利用可能であるがクラッシュの原因となりうるファイル)をコピーしようとした時。



4. Windowsのファイルエクスプローラーエクスプローラがクラッシュした後、エクスプローラーエクスプローラが 再起動のループ状態に陥り、その後起動しなくなります。

この問題は、そのコンピューターの使用に関して非常に深刻な問題を引き起こします。この問題はWindows 7でのみ発生します。

原因

ARCHICADがコンピューター上にインストールされる際、ARCHICADファイル(.pln、.plaなど)に関する情報をファイルブラウザのユーザーインターフェース上で表示するために、GRAPHISOFT Shell Extension (GSShellx64.dll)がファイルブラウザ に登録されます。このプロセスの間、GSShellx64.dllはGSroot.dllと呼ばれる別のファイルと通信を行います。いくつかの図面ファイルには、あるエラーのためdllが適切に処理できない情報が含まれており、それがファイルブラウザをクラッシュさせる原因となります。ファイルブラウザがファイルコピーのプロセス中である場合、このコピープロセスがクラッシュによって中断され、ファイルが破損する場合があります。この挙動の症状としてあげられるのは、コピーされたファイルが元のファイルと同じ正しいファイルサイズで、ファイルの最初の部分は正しいバイト数であるものの、ファイルのその後の部分がヌル文字になっているというものです。

解決方法

上記の理由により発生するこのバグと問題については、ARCHICAD 18 および19の次回の定期アップデートで修正される予定です。

回避策

この問題を回避する唯一の方法は、Shell extensionを無効にすることです。これを行うのに最も容易な方法は、ARCHICADフォルダ内にあるGSShellX64.dllを、例えばxGSShellX64.dllといった別の名前に変更することです。ARCHICAD 18と19の両方がコンピューター上にインストールされている場合、この方法を用いて両方のShell Extensionを無効にすることが重要です。
もしこの問題が発生した場合には、サポートまでご連絡ください。


GS Shell Extensionを無効にした場合、何が起こるか?

GS Shell Extensionの役割は、ARCHICADファイルに関するいくつかの追加情報をファイルブラウザに提供することです。GS Shell Extensionが無効にされた場合には、例えばプレビュー画像が表示されなくなるなど、ファイルのプロパティ ウィンドウにおいていくつかの情報が欠落します。
GS Shell Extensionが有効な場合、プロパティウィンドウは次のように表示されます。
GSShellExt_enabled2
GS Shell Extensionを無効にした場合には、プロパティウィンドウは次ように表示されます。
GSShellExt_disabled
バージョン履歴
最終更新日:
‎2020-05-01 01:25 AM
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