ARCHICAD 19(3003、4011)のMac環境へのインストールプロセスでは、過去にCodeMeterドライバが存在していた場合に/usr/localフォルダが削除されてしまう可能性があります。
過去における CodeMeterのアンインストールプロセスの影響で、新規に ARCHICAD 19をインストールする際に /usr/localフォルダが削除されてしまう可能性があります。
4013のアップデートによってこの問題は修正されたため、ARCHICAD 19 4013以降のバージョンでCodeMeterドライバを削除しても、/usr/localフォルダは削除されません。
ARCHICAD 19(4011)および18(7007)で、ネットワークライセンスキー からライセンスを見つけることができません
ライセンスサーバーコンピューター上のCodeMeterドライバのバージョンが5.00より古い場合、ARCHICADは デモモードでしか使用できません。
この問題の解決方法は、ライセンスサーバー上のCodeMeterドライバを、こちらで入手可能なバージョン5.22aにアップデートすることです。
プロテクションキーが反応しません
このエラーは、ARCHICADがバックグラウンドで動作している場合に表示されることがほとんどです。プロテクションキー自体には問題がない可能性が高いため、ARCHICADを選択することによってこのメッセージは消えるはずです。もちろん、CodeMeterサーバーへの接続が失われた時にもこのメッセージは表示されるので、その場合にはサーバーとネットワークの接続状態を確認します。
Time Machine によって保存されるより前にライセンスプールにライセンスをアップロードし直さないと、そのライセンスが破損します
Time Machineのバックアップ保存のサイクルよりも先に、借用した全てのライセンスをライセンスプールに返却し、ソフトウェアキーも再度アップロードするようにします。そうしないと、これらのライセンスは 破損 してしまいます。 ARCHICADではこの方法によって、ライセンスが複製されてしまうことを防いでいます。
CodeMeterキーが挿入されている際に、コンピューターを起動できません
この問題は、WindowsOS環境でのみ発生することがあります。コンピューターがCodeMeterキーをUSBストレージとして認識し、そこから起動しようとするために発生します。以下の方法で修復することができます。
- CodeMeterコマンドプロンプトを検索し、 ダブルクリックして起動します。
- コマンドウィンドウが表示されます。
- 次のように入力し、& EnterまたはReturnキーを押します。 cmu32/sx-xxxxxxx --set-config-disk RemovableDisk
x-xxxxxxxには、USBキーに印刷された“SN:”の後に続く数字で始まるシリアル番号が入ります。
x-xxxxxxxの後と
diskの後には必ず1文字分のスペースを空けるようにします。例:
- コマンドウィンドウでCodeMeterキーを再挿入するよう 促されたら、CodeMeterキーを一度抜き取り、挿入し直します。
- これで終了です。
デフォルトの状態にリセットするには
次のコマンドを代わりに用いて上記のプロセスを繰り返すします:
cmu32/s0-0000000 --set-config-disk LocalDiskキーのファームウェアのバージョンが1.16より古い場合、
- All Programs/CodeMeter/CodeMerter Control Centerから、CodeMeterコントロールセンターを開きます。
- 自分のCodeMeter キーをクリックします。
- バージョンを確認し、1.16よりも低い場合はその近くにあるアイコンをクリックして、ファームウェアをアップデートします。

ライセンスキーが挿入されている間、ゴミ箱が機能しません
ライセンスキーのドライブの文字 を変更します。 これを行うには、キーを挿入し、次にディスクマネージャーを開きます。ディスクマネージャーは、「My Computer」を右クリックして「Manage」を選択するか、「スタート」からdiskmgmet.mscを起動して開くことができます。 「CODEMETER」を右クリックし、次に「ドライブの文字とパスの変更」を選択します。ここでドライブの文字を選択して削除します。
コンピューター名のみによってサーバーが識別されます場合によっては、値 がコンピューター名(computer)のみなど、完全なドメイン名(computer.domain.com)ではない場合があります。ネットワーク設定において、このサーバーにアクセスできるようにすることが可能です。
- Macの場合:「システム環境設定」を開き、「ネットワーク」で使用する接続の種類を選択し、「検索ドメイン」フィールドでドメイン(domain.com)を入力します。
- Windowsの場合:「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワーク接続」で使用する接続の種類を選択し、「プロパティ」を右クリックして使用するプロトコルを選択後、「プロパティ」→「詳細設定」→「DNS」タブ→「以下のDNSサフィックスを順に追加する 」でドメイン(domain.com)を入力します。

仮想PC 上でライセンス借用が機能しません
ライセンス借用 – CodeMeterアクト(ソフトウエア) は、仮想マシン のクライアント上ではサポートされません。以下のエラーメッセージがライセンスアップデート中に表示されます。
接続オプションの使用:
ライセンスリクエストファイル作成:
ライセンスの借用は、仮想マシンに対しては許可されません。
CodeMeterドライバが修復できません
Windows環境のコンピューターにおいて、修復モードでCodeMeterドライバのインストーラーを実行する際に、
内部エラー 2324.2 C:\Windows\system32\ WibuCmWeb64 .dllとエラーメッセージが表示されることがあります。
解決方法は、ドライバをアンインストールして、再度インストールすることです。

アンインストールを行う 前に、借用しているライセンスがないことを必ず確認します。
シングルキーがサーバーキーとして使用できない
Wibuキーでは、シングルライセンスを持つキーを
サーバーキーとして使用できました。
CodeMeterプロテクションではネットワークキーが必要です。