影響のあるバージョン: ARCHICAD 22 6001 | bug ID: #265773 | 解決方法あり | アップデート作成中
問題
ユーザーが既存の標準寸法 に変更を加えるか、プロジェクト内に保存されていない新しい標準寸法を作成して、[名前をつけて保存]の選択肢を使用しない場合、この標準寸法は「カスタム」という名前で表示されます。ユーザーが「カスタム]と名付けられたこの標準寸法を使用した新規のビューを作成し、BIMcloud サーバーに変更点を送信すると、すぐに以下の問題が発生します。
- 新規のチームメンバープロジェクトに参加しようとするとクラッシュする。
- 別のチームメンバーが送信と受信をするとクラッシュする。
この問題は、ARCHICAD 22 6001アップデート版を使用しているチームワークユーザーのみに影響します。
解決方法
ARCHICAD 22 6001よりも新しいアップデートがある場合は、これを適用します。
新しいアップデートがない場合は、カスタム標準寸法を作成するユーザーはこれに名前を付けなければなりません。次に、この新しいカスタム標準寸法が設定される全てのビューについて、デフォルト名である「カスタム」ではなく新しいカスタム 標準寸法名を使用するよう変更します。変更が送信される際にこのワークフローに従った場合、別のユーザーはプロジェクトで作業を継続、もしくは参加することが可能になります。
対策
プロジェクト設定ダイアログ で標準寸法を変更する場合は、 必ず「カスタム」以外の名前で保存するようにします。
標準寸法を変更した場合は、必ずすぐに送信するようにします。これは寸法ダイアログで確保を開放することにより可能です。[開放]を選択すると、ARCHICADはBIMcloudに変更を送信します。
プロジェクトの復元が必要な場合に備え、必ず現在のPLNファイル のバックアップを取っておくようにしましょう。