関連バージョン: v 18以降
BIM Serverのバックアップは、データ損失を回避し、障害復旧に必要な時間を最小限に抑えるために不可欠です。バックアップは、チームワークプロジェクトとライブラリ、またはインストールされているアプリケーション全体を別のマシンに移動するためにも使用できます。
チームワーク環境コンポーネント
下図は、BIM Server環境の例で、復旧に使用できるデータに焦点を当て、さまざまな構成要素を説明しています。
バックアップするレベルを選択します。
BIM Serverのどちらの部分を保存するかに応じて、3つのバックアップレベルから選択できます。両方をバックアップすることを強くお勧めします:
- プロジェクトファイルだけが破損した場合、またはプロジェクトの以前のバージョンに戻したい場合、プロジェクトを個別に表示します。(第1レベル)
- BIM Serverアプリケーション(第2レベル)、またはインストールされたアプリケーション自体が破損した場合のマシンのOS全体(第3レベル)
第1レベル–プロジェクトとライブラリのバックアップ
バックアップ:
- プロジェクトのサーバーデータ( BIMProject )
- サーバー上のPLNバックアップ
- 各ユーザーのローカルキャッシュ( PLA )
有用性:
- プロジェクトが損傷した場合(ほとんどの場合)
- 最小限のデータ損失に最適化
メリット |
デメリット |
一貫性(時間毎のバックアップ) |
復旧時間: |
自動化 |
1つずつ復元 |
手軽 |
バージョン依存 |
第2レベル–完全なBIM Serverデータバックアップ
バックアップ:
- BIM Serverモジュールデータ
- BIM Server Managerデータ
有用性:
- サーバーが損傷した場合(稀に)
- 同じマシンまたは別のマシンでBIMサーバーを復元する
- 頻度: 毎日(深夜–勤務時間外)
メリット |
デメリット |
完全なBIM Serverの回復 |
同期されたデータベースが必要です |
スクリプト |
サービスを停止しなければなりません(勤務時間外) |
スケジュール可能 |
「同じ」BIMサーバーが必要です |
第3レベル-オペレーティングシステムのスナップショット
バックアップ:
有用性:
- OSまたはコンピュータのハードウェアが損傷した場合(可能性小)
- クイックリカバリ
メリット |
デメリット |
完全復旧(OS + BS/BC) |
同期されたデータベースが必要です |
スケジュール可能 |
サービスを停止する必要があります |
サーバーのレプリケーション |
VMSの管理 |
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