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IFCベースのモデル変換の基本 - エクスポート

Michitaka Kiriki
Graphisoft
Graphisoft
ARCHICADは、ソフトウェアベンダーが使用できる共通言語を使用して、OpenBIMのコンセプトをサポートしています。この共通ファイルフォーマットは、buildingSmart®によって開発されたIFC(Industry Foundation Classes)と呼ばれるものです。
詳細は、buildingSmartのFAQページをご覧ください。

モデルフィルタリング

モデルのフィルタリングは、まず何から始めるかが重要です。 全てのデータのを含めた3Dビュー(そしてそのデータのみの3Dビュー)を設定することは、要素に情報を入力することと同じくらい重量です。3Dビューでで何をフィルタリングしましょうか? これらのオプションを組み合わせることで、エクスポートする要件に合わせた最良で簡潔な結果を得られます。

形状

brep_extrARCHICADネイティブの要素は、押出/回転BREP(境界表現)の形状の両方で使用できます。これはモデルを送信する分野に応じて選択します。
これら2つの違いは何ですか?
押出/回転要素はパラメトリックで、その形状はベクトルと断面形状に基づいており、軸を中心に回転させたり、指定した距離の法線で押し出したりします(例:ARCHICADの壁、梁、柱要素)。一方、境界表現要素は、モルフ要素と同様に、ノードと面によって構成されます。
どのようにエクスポートしますか?
エクスポートされたIFCファイルは、送信先のルールに依存します。簡単なシナリオは下記です:
押出/回転: 構造エンジニアから見ると、仕上げ、ドア、窓はおそらく関係がありませんが、モデルの他の部分(柱、梁、スラブ、開口のある壁、基礎など)の要素は、構造解析や計算のために、押出要素として使用できます。
BREP: MEPエンジニアは押出/回転の要素さからメリットは得られないでしょう。彼らが必要とするのは、正確な形状です。(注: 通常、構造エンジニアは設計者の構造モデルを参考にしますが、自身の環境でモデルを形状化します。このようなシナリオがより良いBREP形状を変換することによってサポートされています。)
どこで設定しますか?
設定方法は、IFCエクスポートの形状変換を参照ください

タイプマッピング

タイプマッピングとは何ですか? そのためには、ARCHICAD分類とは何か、そして要素タイプと要素の分類の違い知る必要があります。要素のプロパティセットは要素分類に基づいているため、これは重要です。
プロパティの使用可能な分類プロパティマネージャーで設定できます。
classifyIFCエクスポート時のタイプマッピングは、受け手側の要求もしくは仕様に応じて、ARCHICAD分類に基づいて、エクスポートされた要素にIFCタイプが割り当てられます。
設定方法の詳細は、IFCエクスポートのタイプマッピングをご覧ください。

プロパティマッピング

プロパティマッピングでは、エクスポート用のIFCタイプマッピングで事前に受信したIFCタイプに基づいて、IFCプロパティを要素に割り当てます。デフォルトのARCHICAD分類システムには、定義済みのプロパティマッピングテーブルが付属しています。
設定方法の詳細はIFCエクスポートのプロパティマッピングをご覧ください。

形状変換

ARCHICAD要素の変換

  • プロジェクト原点 - プロジェクト座標系の0;0;0
  • ユーザー原点 - デフォルトではプロジェクトオリジンに配置されていますが、任意の場所に移動することができ、計算や入力に0;0;0を使用することができます。
  • 隠れた原点 - モデルの内容がプロジェクトの原点から離れている場合、より正確な計算のためにバックグラウンドで生成されます。
詳細は原点をご確認ください。

モデルの場所

異なる利害関係者やソフトウェアから送られてくるモデルデータを調整することは、まったく簡単な作業ではありませんが、共通した座標を扱うことで解決することができます。
モデリングには主に2つのアプローチがあります:
ローカル座標ローカル座標でのモデリングは、プロジェクトの原点に近く、モデルの北が回転していないことを意味します。これは、設計者にとって最も簡単で一般的なワークフローであり、推奨されています。
local
ワールド座標実際のワールド座標でのモデリングとは、モデルを実際のどこにどのように配置するかを意味します。この場合、原点は、X,Y,Zの値を持つ定義された点であれ、モデルはこの基準易基づいて真北に回転した座標を受け取ります。
real world

測点

ARCHICAD 20より、オブジェクトライブラリ内に測点オブジェクトと呼ばれるオブジェクトがあります。これは、ローカル座標でのモデリングのワークフローを支援するために開発されました。モデルを原点から遠くに配置する代わりに、エクスポートされたファイルの 0,0,0,があるべき場所に測点オブジェクトを配置することができます。関連する設定は、ファイル/相互運用性/IFC/IFC変換設定の下にあります。

データ変換

このダイアログでは、(要素形状に加えて)どのデータをIFCにエクスポートするかを定義することができます。これは、設備管理、エネルギー分析、またはコストを見積もるプログラムとのデータ交換に役立ちます。
詳細は、IFCエクスポートのデータ変換をご覧ください。

詳細はエクスポート用変換設定(詳細設定)をご覧ください。
OpenBIMについての話とIFCをベースとしたデータ変換をサポートすれば、相互運用性の高い結果を得られ、RVTファイルやRFAファイルを取り扱う必要は全くありません。ですが、必要な場合は、Autodesk Revit® とのモデル変換を参照ください。

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