ARCHICADでは単線や塗りつぶし、画像からハッチングのパターンを作成する事ができます。
本記事では単線からのパターン作成について解説いたします。
45二丁タイルを例として作成していきます。
下記はARCHICADの平面ビューで線を使用して全体像を作成しました。

ここからハッチングに必要なパターン部分のみを残し、削除します。枠線が今回のパターンの必要部分となります。
パターンを作成する際はパターンの最小構成パターンを考える事が重要となります。

赤枠線内部以外の線を削除しました。

次に線を選択し、右クリックからコピーを選択します。(ショートカットキーはCtrl+C)
「オプション」タブから「属性設定」→「塗りつぶし種類」を選択し、塗りつぶしの設定から「新規作成」ボタンをクリックします。
新規塗りつぶしの追加で名前を記入し、シンボル塗りつぶしをチェックをし、OKを押します。

シンボルパターンの編集で貼り付けをクリックする事により、パターンを作成できます。

貼り付け後に全体のスケールを調整することができます。
表示用パターンを使用することにより、プレビューで使用される画像を生成する事が出来ます。
パターンを作成する事により様々な角度で使用する事が出来ます。(下記は作成したハッチングを45°に変更した画像です。)
