複数のPDFページを一度にインポート
Archicadの外部コンテンツのインポートは、PDFドキュメントなどの外部情報をビューやレイアウトに配置するのに便利です。Archicad 26の前のバージョンまでは、選択した同じPDFドキュメントから一度に1ページのPDFをインポートすることしかできず、その繰り返しで時間がかかっていました。Archicad 26では、複数のPDFページを一度に選択して配置することができます。
一度に1つのPDFページだけを配置する繰り返し作業を回避
目的のPDFドキュメントのページを配置するには、2つの方法があります。
- ファイルブラウザアプリケーションでPDFドキュメントを選択し、Archicadに直接ドラッグ&ドロップするか、または
- Archicadで[ファイル]→[外部参照]→[外部図面を配置]を選択します。
ウィンドウが表示され、ドキュメントページのリストと、その下にプレビューと番号が表示されます。バージョン26より前のバージョンまでは、1ページずつ選択して配置することしかできず、同じドキュメントから複数のページを追加するためには、その作業を繰り返す必要がありました。
Archicad 26では、複数のページを一度に選択して配置することが可能です。また、[PDFページを配置]ウィンドウには、追加の情報が表示されます。
- 上部にソースドキュメントの名前
- 下部にドキュメントの総ページ数、インポート対象に選択したページ数
複数ページを選択する場合は、ShiftキーまたはControlキー(Windows)、Commandキー(macOS)を押しながら選択します。
PDFページを配置した後、全てのページが重なって表示されます。そのため、最終的には正しい見方や場所に分配したり、展開させたりすることになります。
Archicad 26 PDFページポップアップメニュープレビュー
時間を節約
より少ないステップで複数のPDFページをインポートすることで、時間を節約し反復作業を回避することができます。
Archicad 26の新しいドキュメント機能の全てをご紹介します。
Archicad 26の全ての新機能の詳細については、 こちらの記事をお読みください。