サポートパッケージの作成

[Michitaka Kiriki]

対象:Archicad 19およびそれ以降

サポートパッケージとは何ですか?

サポートパッケージを作成すると、テクニカルサポートチームがArchiCADで発生した問題をより効率的に調査するのに役立ちます。このパッケージには、（チームワークまたはチームワーク以外の）プロジェクトの現在の状態がキャプチャされ、Graphisoftチームが問題のトラブルシューティングに役立つその他のデータが含まれています。
サポート担当者が明示的に要求する場合は、サポートパッケージを作成する必要があります。問題の説明とともにサポート担当者に送信してください。

送信するパッケージの内容を選択します。 デフォルト（推奨）- 特に指示がない場合は、このオプションを使用します。 クライアントのみ -このオプションは、サーバーからログとプロジェクトデータを除外し、クライアント側のデータのみを含みます。サーバーに正しくアクセスできない場合、またはパッケージのサイズを制限する必要がある場合は、このオプションを使用します。 カスタム -[ パッケージコンテンツ ]ボタンを使用して、パッケージのコンテンツを設定します。オプションのコンテンツは、単独（PLN）プロジェクトとチームワークプロジェクトで異なります。このオプションは、指示された場合にのみ使用してください。

コメント ボックスに問題の内容を追加ください。

[ 作成 ]をクリックして、パッケージを保存するフォルダーを選択します。

プロセス中に作成されるファイルには2つのタイプがあります。
単独（PLN）プロジェクトの場合：

• プロジェクト関連ファイル ：<project name> .support
• ログファイル ：<project name> _LOG.support

チームワークプロジェクトの場合：

• プロジェクト関連ファイル ：<BIMcloud/BIMcloud Basic name> [<project name> ] .twsupport
• ログファイル ：<BIMcloud/BIMcloud Basic name> [<project name> ] _LOG.twsupport

ファイルのいずれかが100MBより大きい場合、Archicadはパッケージを100 MBの断片で保存し、ファイル名にサフィックスとして番号が追加されます。例:

• MyBIMcloud-BIMcloud 24 [MyProject] _01.twsupport
• MyBIMcloud-BIMcloud 24 [MyProject] _02.twsupport
• MyBIMcloud-BIMcloud 24 [MyProject] .twsupport
• MyBIMcloud-BIMcloud 24 [MyProject] _LOG_01.twsupport
• MyBIMcloud-BIMcloud 24 [MyProject] _02.twsupport
• MyBIMcloud-BIMcloud 24 [MyProject] _02.twsupport

サポートパッケージにはどのような内容が保存されますか?

単独（PLN）プロジェクトの場合：

• * . support ファイルは以下の内容が含まれます
  • プロジェクトファイル（.plnとして）
  • プロジェクトで使用されるライブラリ（デフォルトでは含まれていません）
  • ファイルの自動保存
  • 最新の作業環境
• * . support ファイルには以下の内容が含まれます
  • ArchicadのFastLoggerログファイル
  • SubmissionLog.txt（このファイルには送信されたクラッシュレポートのIDが含まれています）

チームワークプロジェクトの場合：

• * .twsupport ファイルには以下の内容が含まれます
  • ユーザーのローカルキャッシュからのチームワークプロジェクトのローカルコピー
  • ユーザーのローカルキャッシュからファイルを自動保存する
  • サーバー側のプロジェクトデータ
  • プロジェクトで使用されるライブラリのローカルコピー（デフォルトでは含まれていません）
  • 最新の作業環境
• * .twsupport ファイルには以下の内容が含まれます
  • ArchicadのFastLoggerログファイル
  • BIMcloud / BIMサーバー のログファイル
  • クラッシュレポートファイル