ファイルの互換性
• すべての最近公開されたArchicadはバージョン8.1までのPLNファイルを開くことが可能です。
• Archicad 6.5、7.0 および8.0のファイルは、Archicad 10ファイルコンバータで開くことができる場合があります。バージョン10用にコピーを保存すると、最新バージョンのArchicadで開くことができる場合があります。
移行プロセス
• プロジェクトファイルは新しいバージョンで開く前に、コピーを作成しておきます。
• 元のファイルは、アーカイブとして元のバージョンのまま維持します。
• ほとんどのプロジェクトファイルにおいて、ライブラリの移行が移行プロセスにおける最大のポイントになります。
ライブラリの移行
• コピーしたプロジェクトファイルを最新バージョンのArchicadで開きます。
• ライブラリの移行を促すメッセージが表示されます。
• [Archicadライブラリを移行]を選択します。
• Archicad 13以降で開始したプロジェクトを開く場合、可能である場合は該当するオブジェクトが移行され、新しいバージョンで入れ替えられます。
• Archicad 10、11、12のプロジェクトは「Archicad Migration Libraries OLD」をプロジェクトに追加する必要があります。最新の「Archicad xx」フォルダ(ここでの”xx”はArchicadの最新バージョンの番号)の中でこのライブラリを確認します。
その他の考慮点
その他にも注意する必要のある項目が数多くあります。ただし、通常はライブラリの移行が最大の懸念材料です。その他注意すべき箇所:
• 階段(Archicad 20より古いバージョンで開始したプロジェクトのもの)
• CineRender(Archicad 17より古いバージョンで開始したプロジェクトのもの)
• ビルディングマテリアルおよび優先度に応じた接続(Archicad 16より古いバージョンで開始したプロジェクトのもの)
• リノベーション(Archicad 14より古いバージョンで開始したプロジェクトのもの)