Archicadでは、プロジェクト間で属性を転送することが可能です。そのためには属性マネージャーのインポート機能を使用する必要があります。属性は.plnと.plaファイル、もしくは.tplと.xmlファイルからインポートすることが可能です。また古いArchicadファイルから属性をインポートするために、.aatファイル形式もサポートされています。
例として、別のプロジェクトからペンセットをインポートする方法を見てみましょう。
- 属性マネージャーを開き、ペンセットのタブを選択します。
- インポートボタンをクリックします。
- インポートしたいペンセットを含んだファイルを選択します。プロジェクトファイル(.pln、.pla)または .tpl、.xml、.attファイルのいずれでも良いです。
- インポートされた属性は右側の「一時的」リストで、すでに「プロジェクト内」 に存在しているペンセットは左側のリストで確認できます。
- 一時的リストから、プロジェクトに追加したいペンセットをクリックして選択します(シフトキー + クリックで複数選択可能)。この時、一時的リストからプロジェクトリストへ属性を追加する方法として、以下の3つのオプションがあります。
- 追加: 属性を1つのリストから別のリストの一番下に追加します。属性には新しいインデックス番号が与えられます。同じ名前の属性がすでに存在する場合、がその名前に(1)が追加されます。
- インデックス: 別のリストにある同じインデックス番号を持つ属性を上書きします。インデックス番号が存在しない場合、新しいアイテムが同じインデックス番号で作成されます。
- 名前: 別のリストにある同じ名前を持つ属性を上書きします。その名前が存在しない場合、その属性が追加されます。
Archicadのペンセットに関するさらに詳しい情報は、こちらで確認できます。