Archicad 25では、より正確な構成要素リストを作成するための新しいプロパティ が導入されています。以前のバージョンでは、構成要素の面積と体積の正味値しか一覧表化することができず、穴部分の値は常に差し引かれていました。Archicad 25では、コンポーネントの数量を一覧化するために、新しい「総体」および「条件付き」 面積/体積のプロパティが利用可能になりました。
新しく拡張された計算規則 のダイアログ
- 「総計 」プロパティにより – コンポーネント内の穴は無視されます。
- 「条件付き 」プロパティにより – 多くの地域標準によって要求される通り、穴は大きさにしたがって差し引きされるか無視されます。[プロジェクト設定]内の新しい[計算規則]ページにおいて、コンポーネントのビルディングマテリアル の分類に従って、最も適切な条件を設定し構成します。この方法により、マテリアルに依存する機能をもとにコンポーネントを容易にリスト化することが可能になります。
詳細なコンポーネントの面積表の例
この新しい「総体」および「条件付き」面積/体積プロパティにより、より正確なビルディングマテリアルの一覧表とコストの見積りを得ることが可能になります。さらに、ユーザーが定義し、設定可能な条件によって、マテリアルに依存する機能をもとにしてコンポーネントをリスト化するプロセスを単純化することができます。
Archicad 25の全ての新しいドキュメント機能について学びましょう:
Archicad 25の全ての新機能の詳細については、こちらの記事をお読みください。