引き続きプロジェクトの管理性を高めることに焦点をあてているArchicad 27では、属性管理ワークフローで要望の多かった機能が追加されています。このアップデートは、フォルダベースの構造を使ってより多くの属性を整理できるようにすることで、デザインチームの効率を高めるのに役立ちます。前回のバージョンアップでArchicad 26では、属性パレットと主な属性(レイヤー、材質、ビルディングマテリアル、複合構造、断面形状)にフォルダが導入され、属性管理ワークフローが簡素化されました。Archicad 2...
プロジェクトで多くの属性が集まるほど、作業が難しくなります。多くのレイヤー、未使用の塗りつぶし、線種は、リストから使用する属性を選択するのに時間がかかるため、作業が滞ってしまう場合があります。ユーザーによっては、古いプロジェクトを開き、[ファイル]メニューから[新規]をクリックして、新しいプロジェクトを開始することができます。これにより、不要な属性も含め使用したプロジェクトのすべての属性が継承されます。プロジェクトの種類に応じて、あらかじめ定義されたプロジェクトテンプレートを用意しておくとよいで...
目次 建築物のライフサイクルアセスメントの計算には、検証された入力が必要ですビルディングマテリアルのプロパティセットと値のアップデート環境ビルディングマテリアルプロパティの説明環境製品宣言とライフサイクルアセスメントとは?環境製品宣言のメリット信頼性の高い組み込みのエネルギーおよびCO2フットプリントデータ 建築物のライフサイクルアセスメントの計算には、検証された入力が必要です 以前のバージョンのArchicadでは、Graphisoftがテンプレートコンテンツとして提供するビルディングマテリア...
目次 ますます複雑化する属性の管理属性管理における階層化と構造化主要な属性属性パレットプロジェクト管理に費やす時間と労力を減らし、設計により多くの時間を投入 ますます複雑化する属性の管理 BIMプロジェクトは、データ量の増加や関係者の増加により、その規模や複雑さが常に拡大しています。プロジェクトの属性はその典型的な例で、属性を管理することが面倒になり、デザインに集中できなくなっています。Archicad 26では、より構造化された属性階層を提供することで、属性の管理をより簡単かつ直感的に行えるよ...
Archicadでは、プロジェクト間で属性を転送することが可能です。そのためには属性マネージャーのインポート機能を使用する必要があります。属性は.plnと.plaファイル、もしくは.tplと.xmlファイルからインポートすることが可能です。また古いArchicadファイルから属性をインポートするために、.aatファイル形式もサポートされています。 例として、別のプロジェクトからペンセットをインポートする方法を見てみましょう。 属性マネージャーを開き、ペンセットのタブを選択します。インポートボタン...
線と塗りつぶしの正規化 Archicadのいくつかの機能には、"分解された"要素が作成されることがあります。モデルベースの詳細図、ワークシート、および断面図は、モデル建築要素から2D要素(線、塗りつぶし)を作成します。また、インポートされたDWG図面は、Archicadに2D形式で線と塗りつぶしの大規模なコレクションとして表示されます。ユーザーは、ドキュメントとして出力する前にこれらを手動で編集することを好むことがよくありますが、分解されたビューには、そのような編集を困難にする余分な要素(余分な...
属性マネージャー(オプションメニュー)は、Archicadプロジェクトで社内標準を作成および管理するための便利なツールです。そのコマンドを使用すると、開いている2つのファイル間で属性(レイヤー、レイヤーの組み合わせ、ペンとカラー、線種、塗りつぶし種類、複合構造、材質、ゾーンカテゴリ、都市)をコピー(追加、上書き)できます。さらに、Archicadプロジェクトをクリーンアップして未使用の属性を削除することができます。インターネットからDWG/DXFファイルやGDLオブジェクトなどをインポートする場...
