スポイトと注射器とも呼ばれるパラメータ転送は、ある要素のパラメータを取得して、同じタイプの別の要素に転送する最も簡単な方法です。これらのツールを使用すると、プロジェクトを描きながら簡単にペースを上げることができます。
パラメータ転送の優れている点は次のとおりです。転送する必要のある追加設定のセット("転送セット")を制御できます。基本的に、要素転送設定でセットを構成し、パラメーター転送中に必要なセットを適用できます。
パラメータ転送のワークフロー
スポイトは、基本要素のパラメータのピッキングツールとして機能します。一方、注射器は、選択したパラメータをターゲット要素に"置換"します。
この操作は、平面図、立面図、断面図、および3Dビューで実装できます。この操作の詳細な説明は、次のリンクにあります:
パラメータの取得/置換
ライブラリ部品内のパラメータ転送
カスタムウィンドウ、ドア、オブジェクトなどを作成し、他の要素のパラメータをカスタマイズする時間を無駄にしたくない場合は、オブジェクト設定ダイアログボックスでスポイトと注射器を使用できます。この操作の詳細なワークフローは、次のリンクにあります。
オブジェクト間のパラメータ転送
スポイトで操作を見つけて選択する
スポイトは、選択した要素のパラメータを 検索&選択パレットに取り込むための非常に便利なツールです。検索と選択パレットを使用すると、定義された基準に基づいて要素を選択および選択解除できます。
- 検索と選択パレットを開きます
- 選択するパラメーターをリストします
- 設定をピックアップボタンを有効にする
- カーソルをターゲット要素に移動して使用します(Alt +マウスで左クリック)
- 選択したターゲットのパラメータが[検索と選択]パレットに表示されます