Archicadの検索と選択ツールを使用すると、操作したい要素を正確に簡単に選択できます。
この機能の一般的な情報については、Archicadヘルプの「条件による要素の検索と選択」を参照してください。
このツールのあまり知られていない機能は、検索条件を保存して呼び出す機能です。次のような例があります:プロジェクトの作業中に、特定の塗りつぶし種類を使用した、特定のレイヤーに配置されているフロア上のすべての壁を見つけて選択する必要がある場合があります。
これらの要素を選択する必要があるたびに、[検索と選択]ダイアログボックスの[要素タイプ]、[レイヤー]、および[塗りつぶし]フィールドを設定するか、もしくは次のの方法で実行できます:
- [検索と選択]ダイアログボックスに移動します。編集>検索と選択
- 頻繁に使用する選択条件(塗りつぶし、レイヤー、ビルディングマテリアルなど)を指定し、それらの値を設定します。
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これらの条件を設定する別の方法は、必要な条件を満たすプロジェクト内の要素を選択し、ダイアログボックスの[設定のコピー]ボタンをクリックすることです。条件フィールドには、選択した要素の値が入力されます。
- ダイアログボックスの右上隅にある右向き矢印をクリックし、[名前を付けて保存...]を選択します。
- 次に、保存された検索と選択の条件の名前を指定します。31文字以内のわかりやすい名前を使用してください。
- [保存]をクリックして、検索と選択の条件を保存します。
注: これらの条件はプロジェクトファイルとともに保存されます。保存した条件セットを別のプロジェクトで使用する場合は、それを.xmlファイルとしてエクスポートしてから、インポートして別のプロジェクトで使用できます。条件セットをエクスポートするには、最初に使用可能なセットの中からそれを選択する必要があります。次に、ダイアログボックスの右上隅にある矢印をクリックした後に使用可能な[エクスポート]オプションを使用します。
保存した条件セットを後で呼び出して使用する場合は、次の手順を実行します。
- [検索と選択]ダイアログボックスに移動し、[条件セット]の下の[条件セット]を選択します。
- 通常どおり[プラス]ボタンをクリックして、設定された条件に従って要素を検索および選択します。
必要に応じて、リストから[名前の変更]および[削除]コマンドを使用して、これらの操作を実行します。
検索と選択の基準セットの保存と読み込みは、平面図、断面図/立面図、または3Dウィンドウを含むすべてのモデルビューで可能です。