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Graphisoftクラウドライセンスの使用方法

Michitaka Kiriki
Graphisoft
Graphisoft

目次

 

2023年1月、Graphisoftはハードウェアとソフトウェアのキーに加えて、Graphisoft製品のクラウドライセンスの提供を開始しました。こちらの記事では、Archicad 27以降のクラウドライセンスを管理、使用するために必要な手順を紹介します。

 

クラウドライセンシング - 導入と利点

 

ハードウェアキーは、USBキーを差し込めばすぐにライセンスにアクセスできる反面、常に物理的に携帯しなければなりません。これらの物理キーは、コンピュータの限られた入出力リソースへのアクセスも制限します。対照的に、ソフトウェアキーは差し込み口を解放し、一度ダウンロードすればいつでもアクセスできます。その代わり、ライセンスに関する知識が必要になります。どちらの場合も、破損の可能性があり、ライセンスキーが使えないとソフトウェアにアクセスできないため、業務に大きな支障をきたしてしまいます。

 

クラウドライセンスは、使用状況を把握しながら多くのチームメンバーにライセンスを配布する必要があるITマネージャーやプロジェクトマネージャーにとって便利なオプションです。また、さまざまな場所で働く人々にも利点があります。この代替ライセンス形式には、ハードウェアキーとソフトウェアキーの両方の利点があります: 持ち運ぶ必要のある追加オブジェクトを生成することなく、コンピュータから利用でき、設定も簡単です。さらに、もう1つの付加的な利点として、クラウドライセンスは、キーが損傷する可能性を最小限に抑え、作業が中断されないという安心感を与えます。

 

クラウドライセンスの利点についてもっとお知りになりたいですか?詳細はこちらの記事をご覧ください: クラウドライセンス とキーベースのライセンス–よくある質問

 

ライセンス管理

 

クラウドライセンスを購入すると、https://graphisoftid.graphisoft.comで確認と管理ができます。Graphisoft IDでサインインし、個人プロファイルの管理、カンパニー情報の確認、利用可能なライセンス情報の取得ができます。

 

対象製品に関係なく、アカウントを代表してライセンスを購入した場合でも、Graphisoft IDにライセンスを割り当てる必要があることにご注意ください。

 

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ライセンスを選択して、クラウドライセンスを確認します。

 

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ライセンスページには、現在利用可能なライセンスと、カンパニー情報やカンパニー管理者情報などの基本情報が表示されます。クラウドライセンスを選択し、利用可能なクラウドライセンスを確認します。

 

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ライセンスを3つのビューでフィルタリングできます:

  • ライセンス別に表示 - 利用可能なすべてのライセンスを購入順に表示します。
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  • メンバー別に表示 - 現在アサインされているメンバー別に、利用可能なすべてのライセンスを表示します。
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  • 製品別に表示 - サブスクリプションで定義された利用可能な製品に基づいて、すべてのライセンスを表示します。
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詳細ページでは、クラウドライセンスの詳細情報にアクセスできます。サブスクリプションに応じて、以下の製品やサービスをご利用いただけます:

  • 最新バージョンのArchicad、
  • BIMcloud Software as a Service,
  • BIMx Pro,
  • DDScad Electric、
  • サブスクリプション特典(Maxon Redshift、Library Part Maker、PARAM-Oへのアクセスなど)。詳細はこちらのドキュメントをご覧ください: https://graphisoft.com/legal/forward-services-and-benefits/int

 

お住まいの地域で利用可能なサブスクリプションの詳細については、Graphisoft Storeをご覧ください。

 

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ライセンスを追加しますか? 「Storeに移動」をクリックし、必要な数のサブスクリプションを追加購入します。新しく購入したライセンスは、ライセンス管理ポータルで数分以内に利用できるようになります。

 

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Graphisoft IDにライセンスを割り当て

 

クラウドライセンスを使用する前に、Graphisoft IDアカウントに割り当てる必要があります。これは、あなた自身のアカウントでも、あなたが管理者または契約管理者であるカンパニーに属する他のアカウントでもかまいません。その後、ライセンスは選択されたGraphisoft IDアカウントに直接割り当てられ、関連製品のダウンロードとアクティベーションが行われます。いつでも同じカンパニーアカウントの人に譲渡することができます。Adobe PhotoshopやSolibriなど、他の製品で同様のライセンスを使用したことがあるかもしれません。以下の手順に従って、アカウントにライセンスを割り当ててください:

 

  1. ライセンスを選択します
  2. [担当者の変更]をクリックします

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  3. カンパニーからメンバーを1人選択し、[変更]を押します

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  4. 選択したライセンスが先ほど選択したカンパニーのメンバーに割り当てられていることが確認できます

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「メンバー別に表示」フィルタを使用して、割り当て先を「未割り当て」に設定したり、「ライセンスを取り消す」でライセンスを取り消すことができます。

 

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新しいタイプのライセンスをGraphisoft IDに連携させる場合は、「新規割り当て」を使用します。

 

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Archicadの ライセンス認証

 

Graphisoft IDでサインインすると、Archicadのクラウドライセンスを有効化できます。認証情報を正しく入力し、インターネット接続が安定していることを確認してください。

 

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ユーザ名とパスワードを入力しサインインします。以上です!

注: 一度クラウドライセンスを有効化すると、インターネット接続がある限り、時間無制限で使用できます。rchicadをオフラインで使用する必要がある場合も、ライセンスには7日間のオフライン使用期間が含まれていますので、ご安心ください。7日後にライセンスの有効性を確認する必要がありますが、その際には再度インターネット接続が必要です。

 

コンピュータ間の ライセンス移行

 

複数のデバイスでArchicadを使用する場合もあります。2台目のデバイスでGraphisoft IDでサインインすると、Archicadは使用中のライセンスに関する通知を表示します。

 

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ライセンスを解放して、更新ボタンを選択すると、ライセンスが移行されます。

 

デバイスの無効化

 

クラウドライセンスは一度に1台のコンピュータでしか使用できませんが、クラウドライセンスの機能のおかげで、ライセンスを1台のコンピュータから仮想的に解放し、インターネット経由で別のコンピュータで有効化することができます。

 

https://graphisoftid.graphisoft.comにアクセスし、Graphisoft IDアカウントでサインインします。ライセンスメニューのクラウドライセンスページで、現在ライセンスが使用されている場所を確認できます。 「デバイスから解放」ボタンをクリックすると、現在のデバイスからライセンスが解放されます。

 

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「ライセンスの解放」を選択し、処理を完了します。ライセンスを解放したときにArchicadがまだ最初のコンピュータで実行されている場合、このコンピュータのライセンスは使用できなくなるため、プロジェクトを保存するようメッセージが表示されますのでご注意してください。データの損失を防ぐため、デバイスを変更する前に変更内容を保存してください。

 

フローティングライセンス

 

チームでライセンスを配布する際により柔軟性が必要ですか?クラウドライセンスは、特定のユーザーに割り当てるだけではなく、オンデマンドで使用できるフローティングライセンスにすることもできます。
詳細: フローティングライセンス

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