この記事では、非常に簡単なスクリプト編集で、選択したオブジェクトの複数のインスタンスを1つのオブジェクトとして配置することを目指します。プログラミング言語の予備知識は必要ありません。必要なのは、あなたのマシンで稼働しているArchicadのみです。
さっそく、MEP要素を例に説明します。洗面キャビネットではいかがでしょうか。
それでは行ってみましょう。
ファイルメニューの[ライブラリとオブジェクト]からオブジェクトを 開きます。
ライブラリからオブジェクトを選択し、この場合は洗面キャビネットを選択して表示をクリックします。
これにより、オブジェクトエディタに移動し、スクリプトを編集します。
まず最初に行うべきことは、オブジェクトを名前を付けて保存し、名前を変更することです。それでは、「洗面キャビネット_GSSG」と名前を変更します。
2Dタブをクリックし、既存のスクリプト全体を選択して削除します。[マスタ]、[3D]、[パラメータ]、[インターフェース]タブを繰り返します。
削除後、次のステートメントを入力します。
Call "洗面キャビネット" Parameters All
これはオブジェクト洗面キャビネットの2Dスクリプトを呼び出すもので、このオブジェクトがロードされたライブラリに含まれていることを確認してください。
この手順を3D、パラメータ、インターフェースタブで繰り返します。完了したら、各タブの[スクリプトの確認]ボタンをクリックして、スクリプトが正しいことを確認します。
以下のようなエラーが発生することがありますが、オブジェクトの配置には影響しないので、今は無視して大丈夫です。修正された場合は、再度お知らせします。
2Dタブに戻り、Call文の下に以下の文を追加しますADD2はカーソルを移動してから次のコンテンツを配置しますXをキャビネットの幅に置き換えてください。
Add2 x,y
次の行でCallをもう一度追加します
Call "洗面キャビネット" Parameters All
これにより、2Dの洗面キャビネットのインスタンスがもう1つ追加されます。
上記を繰り返し、オブジェクトのインスタンスを追加するごとに必要なX値を指定します。
Add2の数を数え、以下のように最後の行Delを追加します。これは位置をリセットするためです。
例:Del 3(Add2が3つ2Dスクリプト内にあるためです)
3Dの場合、2Dスクリプトに一致するようにスクリプトに次の分を追加します。XとYは2DスクリプトのXとYに一致させる必要があります。
Add x, y, z
Call "洗面キャビネット" Parameters All
これにより、3Dビューに洗面キャビネットのインスタンスがもう1つ追加されます。
2Dスクリプトで説明されているように、Delを追加することを忘れないでください。
例:Del 3(Addが3つある場合、Del 3と記述します)
2Dスクリプトをパラメータとインターフェースにコピーします。
最後に、プロジェクトに配置してテストします。
この投稿が役に立つことを願っています。また別の記事でお会いしましょう。
それでは、BIMを楽しんでください!