2024-04-12 10:05 AM - 最終編集 4 週間前
Graphisoftは2024年3月26日、Archicad 27.2.0アップデート(5003,5004)をFull版、Solo版共に全言語版でリリースしました。こちらの記事を読んで、アップデートでどのような新機能が追加されと機能が改善されたかをご確認ください。
このアップデートのプレビュー版と最終版には細かな違いがあるため、両者の製造番号は若干異なります。ですが、先にプレビュー版をインストールしていた場合でも互換性には問題ありません; Archicad 27.2.0アップデート(5003)最終版をインストールするだけでシームレスに移行できます。プレビュー版をインストールしていない場合は、最終版のアップデートをインストールしてください。プレビュー版をインストールする必要はありません。
重要なソリューションと修正を含んだ最新アップデートを紹介し、デザインワークフローを強化します。これはアップデートであるため、次の影響に注意してください: チームワークの互換性- つまり、同じプロジェクトで作業している全てのユーザーが同じアップデート番号でなければいけません。
目次
アップデートが利用可能になると、Archicadが自動的にお知らせします。ファイル>情報>アクションセンター>アップデートに移動し、アップデートをダウンロード...ボタンをクリックします。
(オプション>作業環境>ネットワークとアップデートでこの機能が有効になっている場合、Archicadは使用可能なアップデートを定期的に確認します。手動で確認することもできます: ヘルプ>更新を確認。)
Graphisoftの ダウンロードページにアクセスし、Archicadの言語バージョンを選択した後、アップデートを直接ダウンロードすることもできます。
Archicadの2つのメジャーリリースの間に、Graphisoftはアップデートの形でソフトウェアの改善と新機能を提供しています。これらは定期的にリリースされ、Archicadのアップデートを確認する通知システムを通して入手できます。最新の拡張機能や新機能を全て利用するためには、最新のアップデートインストーラを使用してArchicadを定期的にアップデートすることをお勧めします。
こちらの記事では、Archicad 27.2.0アップデートで導入された新機能の詳細と重要な情報を提供します。
MEP要素の調整では、新しいオフセットセグメントコマンドにより、接続ノードに影響を与えることなくルートのセグメントを移動することができるようになり、設計の調整が効率化されます。
マジックワンドが、既存要素を義済みの形状を持つMEPルーティングに変換するようになりました。さらに、MEPルートを簡単にセクションに分割できるようになり、設計の柔軟性と効率が向上しました。
Archicadでは、ドキュメンテーションプロセスを加速するために、MEP要素のホットスポットに寸法が連動するようになりました。
ユーザーは、MEP要素の連動一覧表を利用できるようになり、プロジェクト管理機能が向上しました。このアップデートでは、要素の寸法(直径、追記直径、高さ、長さ)、MEPシステム情報、勾配(パーセント表示)などの追加MEPプロパティも追加されました。
Archicad 27.2.0では、ビルトインRFA/RVTアドオンの互換性アップデートが導入され、Revit 2023ファイルだけでなく、Revit 2024ファイルでも動作するようになりました。2つのアプリケーション間でRVTファイル形式を使用してモデル形状を交換できるようになりました。 RFAベースのファミリをArchicadに直接インポートし、GDLオブジェクトとして使用することができます。
リリースノートのページで改善及び修正のリストをご覧ください。