このバージョンのBIMcloudでは、オンプレミスユーザー向けに重要な機能追加と修正がいくつか導入されています。主な内容は以下の通りです。
- BIMcloud Manager がマルチコアプロセッシングをサポートし、処理能力の高いシステム環境において、より高速で効率的に動作するようになりました。この機能拡張は、BIMcloud Basicユーザーには提供されません。
- 操作をよりシンプルにするため、BIMxファイルにおいては、サマリー欄の機能一覧から[リンクをコピー]の選択肢が削除されました。
修正された問題:
- 前回のスナップショットが未保存の場合でも、『最終PLNスナップショット』の日付が正しく表示されます。
- Teamworkプロジェクトへのアクセス権を持っていたLDAPユーザーが、Archicad内で突然アクセスできなくなる問題に対応しました。
- 一時的にBIMcloud Managerとモデルサーバー間の接続に問題が発生した場合でも、Teamworkプロジェクトが『Missing(見つかりません)』ではなく『Host offline(ホストオフライン)』として正しく表示されるようになりました。
- アクティビティのエクスポートでは、表示されている記録だけでなく、過去365日分のすべてのエントリが含まれるようになりました。
- BIMcloudプロジェクトのチームは、すべてのプロジェクトに表示されるのではなく、常にリンクされたプロジェクトにのみ表示されるようになりました。
- モデルサーバーのインストールおよびアップデート時に、フルバージョン番号ではなく、リリース名(例:2025.1)が正しく表示されるようになりました。
- デフォルトのファイルサーバーが、IDではなく名前で正しく表示されるようになりました。
- Teamworkプロジェクトを複製すると、関連付けられたArchicadバージョンのビルド番号が消えてしまう問題が修正されました。
- オフラインのモデルサーバーにホストされたリソースが原因で、削除に失敗することはなくなりました。
- プロジェクトおよびサーバーのアクティビティ一覧に関連する複数の問題を修正し、パフォーマンスが向上しました。
- ユーザーインターフェースのいくつかの表示を修正しました。