※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Kiyoさん の2019年12月26日の記事を転載しています。
Google Mapに限らず、様々な画像を貼り付けることが可能です。
今回はGoogle Map上で距離が測定できる機能を用いて
出来るだけ縮尺を合せた画像を貼り付ける説明となります。
(※ミリ単位での位置調整は、本記事内では難しいです・・・)
まずはじめに、Google Map上で貼り付けたい敷地をキャプチャしてください。
この際、基準となる距離も含めてキャプチャします。(下図参考)
次にアーキキャド上での操作となります。
[オプション(O)]→[属性設定(T)]→[材質] を開いて下さい。
下図の画面が出ると思いますので、[新規作成..]を押して
名前を入れて、材質はなんでも良いので、複製にチェックした状態でOK!
次に、ウィンドウの左下の[検索]ボタンを押す。
[追加..]を押して、先程キャプチャした画像を選択して下さい。
画像選択後、テクスチャ欄が更新されてるかと思います。
[元の比率を維持]にチェックを入れて、一度[OK]でウィンドウを閉じて下さい。
3D上でざっくり大きめなメッシュを作成した後に、メッシュの設定画面を開く。
[材質の上書き]より、先程作成した材質を選択して下さい。
メッシュの材質が変わるかと思います。
貼り付けた画像の距離に対しての、実際のメッシュの距離を測ります。
距離520,980mmに対して、62,729mm
520,980÷62,729≒8.30525倍すれば、画像とメッシュの距離が近くなります。
ということで、オプション(O)→属性設定(T)→材質 より、先程画像を取り込んだ材質を選択。
[元の画像比率を維持]のチェックが入っていることを確認して、8.30525倍の数値を入れます。
片方入力したら、多分もう片方も変わるはずです。
以上で大まかなサイズ調整は終わりました。
縮尺をもう少し細かく合せたい場合は、サイズ調整の手順を繰り返して下さい。
※メッシュのまま、メッシュのモデルを移動すると、何故か画像は追従しません。
モルフに変換すると、画像ごと移動出来るかと思いますので
メッシュで画像位置を合せた後に、他のモデルを移動するか、メシュをモルフ化して下さい。
また、ある程度の勾配にも対応してくれるので、敷地モデルとして使えるかと思います。