テクニカルサポート 年末年始休業について
休業期間:12月28日(土)~ 1月5日(日) 最終受付:12月27日(金) 17:00まで
休業期間中にいただたお問い合わせは、1月6日(月)より、順次、対応再開いたします。
2024-06-21 04:05 PM - 編集済み 2024-06-21 04:09 PM
※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、kotetsuさん の2020年8月6日の記事を転載しています。
ARCHICAD 23テンプレート.tplには「鉄骨柱-角型鋼管(形状変更)」や「鉄骨梁-H型鋼(形状変更)」などパラメトリックに形状変更可能な断面形状があらかじめ用意されています。
こちら、大変便利ですが、一覧表に表示すると(設定にもよりますが)概ね下記のような表示になると思います。
このままでも必要な情報は見えますが、やはり□-500x500x22やH-125x125x6.5×9など馴染みのある表示にしたいところです。
それらは “プロパティマネージャー” と “数式エディタ” を使用すれば可能です。
※プロパティマネージャーの使い方は下記を参照
[オプション] > [プロパティマネージャー]と開き
以下の設定で新規プロパティを作成します。
「追加」で下記の数式をコピー&ペーストします。
CONCAT ( "□-", LEFT ( STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効高さ} ), FIND ( ".", STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効高さ} ), 1 ) - 1 ), "x", LEFT ( STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効幅} ), FIND ( ".", STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効幅} ), 1 ) - 1 ), "x", LEFT ( STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/角形鋼-厚さ} ), FIND ( ".", STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/角形鋼-厚さ} ), 1 ) - 1 ) )
忘れずに「使用可能な分類」を設定して「OK」します。
新規一覧表を作成し、「フィールドを追加」から先程作ったプロパティを設定します。
すると、下記のように一覧表上に整形された表現で表示されます。
「 鉄骨梁-H型鋼(形状変更) 」の場合は同様に
CONCAT ( "H-", LEFT ( STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効高さ} ), FIND ( ".", STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効高さ} ), 1 ) - 1 ), "x", LEFT ( STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効幅} ), FIND ( ".", STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/有効幅} ), 1 ) - 1 ), "x", LEFT ( STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/H形鋼-ウェブ厚さ} ), FIND ( ".", STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/H形鋼-ウェブ厚さ} ), 1 ) - 1 ), "x", LEFT ( STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/H形鋼-フランジ厚さ} ), FIND ( ".", STRCALCUNIT ( {Property:ProfileParameterPropertyDefinitionGroup/H形鋼-フランジ厚さ} ), 1 ) - 1 ) )
として、「使用可能な分類」で「梁」を選ぶことで
このような表示にすることが可能です。
「 H形鋼-ウェブ厚さ 」などを任意のパラメータに変えることで、自分で作成した断面形状にも適用出来ますので、試してみて下さい。