※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Yutaro Kijimaさん の2018年4月17日の記事を転載しています。
確認申請等で記載する特記事項や凡例類は、どのような方法があるでしょうか?
色々な方法があると思いますが、ここでは凡例用のワークシートを作り、テンプレートに組み込む方法をご紹介します。テンプレートに組み込むことで、常に特記事項類が記載された状態でスタートできます。
1.ワークシートを新規作成
ポップアップナビゲータを開き、プロジェクト一覧のワークシートで右クリック→「新規個別ワークシート」で「凡例・特記事項」を作成します。
2.凡例や特記事項を作図
ラインツールやテキストツールで凡例や特記事項を作図します。
作図が終わったら、「ワークシートタブ」を右クリック→「ビューとして保存」でビューに登録します。
※「ファイル」→「相互運用性」→「結合」を使って、DXF等のファイルを読み込むこともできます。
3.レイアウトブックへの配置
まずは、レイアウトブックを用意します(今回は平面図)。
※既に平面図のビューを配置してあります。
「図面ツール」を選択し、内部ビュー「凡例・特記事項」を配置します。
5.配置図面(凡例・特記事項)調整
配置した図面の調整を行います。配置された図面を選択し、右クリック→「選択した図面の設定」を開き、以下の調整を行い、位置を調整します。
・サイズと表示:スケールまたは拡大率で調整します。
・枠:枠を図面に合せる
・タイトル:タイトル無し
6.テンプレート保存
レイアウトブックに凡例が配置された状態のテンプレートを保存します。
新規作成時にこのテンプレートを使用すると、凡例が配置された状態で使用できるようになります。
平面図完成時のレイアウトブック