バージョン:AC27
①はこちら→階段の仕上げを「躯体表示:仕上げなし」で非表示にする方法① 断面形状編|How to Use Archicad
時間のない方への概要
✔ 標準踏面・標準蹴上の3Dスクリプトを書き換えて別名保存
詳しい説明
▶ 現状
①断面形状の方法だと踏面や蹴上のサイズが変わると追従しません。
ということで②では別の方法で解決を図ります。
▶ 方法② GDLスクリプトを編集する
1. 仕上げを「標準 踏面」と「標準 蹴上」にする
2. 階段を選択し、Ctrl + Shift + Oで開く。下記のメッセージが出るので「全てを開く」を押す。
3. 開いたタブの中から「標準 蹴上」を開き3Dスクリプトを開く
4. 下記のcall文の前後に
call "basicStairRiser_m" parameters all bOverrideStructureSurface = ac_bOverrideStructureSurface,
riserSurface = ac_riserSurface
下記のスクリプトを追加する
if GLOB_STRUCTURE_DISPLAY < 0.5 then
endif
↓
追加したもの
5. 名前を付けて保存で「標準 蹴上2」という名前で保存する
6. 「標準 踏面」も同様に編集して「標準 踏面2」という名前で保存する
7. 階段の設定に戻り、踏面と蹴上をそれぞれ作成した「標準 踏面2」「標準 蹴上2」に変更する
8. この設定をすると躯体表示で仕上げON/OFFができる上に、階段の段設定を変えても追従します。
以上。
ただし、これは①②共通ですが2D表現は躯体表示の設定に関わらず、躯体ラインではなく仕上げラインになることに注意してください。
(②の方法で2Dスクリプトを上手く制御すれば表現できるかもしれませんが・・・)
お試しください。