※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Kiyoさん の2021年4月15日の記事を転載しています。
皆さん、VRに興味はお持ちでしょうか。
今回はTwinmotionとOculus Quest 2(VRゴーグル) を用いたVRをご紹介していきたいと思います。
(※要Facebookアカウント)
と、本題の前に、まずはじめに、Twinmotionでの対応VRゴーグルはこちら
![VR_01.png VR_01.png](/t5/image/serverpage/image-id/64220i726B74D72BF05A87/image-size/large?v=v2&px=999)
また、今回は有線(USBケーブル)でのご紹介になりますので、USB3.0規格に対応しているPCを推奨です。(USBポートが青色であれば3.0対応かと思います。)
また、Oculusの動作に必要なPCスペックがこちら
![VR_02.png VR_02.png](/t5/image/serverpage/image-id/64221i1EA3C611A985373F/image-size/large?v=v2&px=999)
(https://support.oculus.com/444256562873335/?locale=ja_JP)
GPUについては上記URLをご参照下さい。
今回使用するのがこちら、OculusQuest2
![VR_03.png VR_03.png](/t5/image/serverpage/image-id/64222i2E2215786E9B913B/image-size/large?v=v2&px=999)
VRゴーグルへの差し込み口のみTypeCとなります。
USBの長さについては今回3.5mですが、打ち合わせの際に使うとなると計5mは欲しいかなと言う感じです。
(公式で5.0mケーブルがあるので、こちらの方が良いかもしれません。)
USBの転送速度についてはどちらのケーブルも5Gbpsです
VRゴーグル本体の初期設定(初回起動時のみ)は終了しているものとして進めていきます。
さて、まずはPCにOculusアプリをインストールして下さい。
![VR_04.png VR_04.png](/t5/image/serverpage/image-id/64223iD24B654D866983BB/image-size/large?v=v2&px=999)
(https://www.oculus.com/setup/)
回線速度によりますが完了まで30~60分程度かかります。
![VR_05.png VR_05.png](/t5/image/serverpage/image-id/64224iDCA6AFBEE8116FA0/image-size/large?v=v2&px=999)
インストール完了。次へをクリック。
![VR_06.png VR_06.png](/t5/image/serverpage/image-id/64225iD6F9BC255A8C998F/image-size/large?v=v2&px=999)
ここでFacebookのアカウントが必要となります。
![VR_07.png VR_07.png](/t5/image/serverpage/image-id/64226iE240A322DEA620AE/image-size/large?v=v2&px=999)
お持ちの方はログインを、お持ちでない方も登録してログインしてください。
注)現在はOculusアカウントの新規登録はできません。2020年10月以前に取得していない場合は、Facebookのアカウントが必要になります。
各設定が終了し、ホーム画面が表示されたら
[設定]→[一般]→[提供元不明]をONにしてください。
![VR_08.png VR_08.png](/t5/image/serverpage/image-id/64227i66732A6F94A11C58/image-size/large?v=v2&px=999)
PC版の設定は以上で終了となります。
VRゴーグルとパソコンをUSBで改めて繋ぐと下記内容が出てきます。
![VR_09.png VR_09.png](/t5/image/serverpage/image-id/64228iC1CE4273CA6F9F1A/image-size/large?v=v2&px=999)
データアクセス許可について出てきますが「許可しない」を選択
画像・動画ファイルの取り出しの際などに「許可する」を選択しますが、今回は違うので許可しないでOK。
次にOculus Linkを「オンにする」を選択
![VR_10.png VR_10.png](/t5/image/serverpage/image-id/64229i40D3EB3D55E115C1/image-size/large?v=v2&px=999)
選択した瞬間に、下の画像のような空間か、画面が暗転するかと思いますので、Archicad、Twinmotionでの操作に移ります。
![VR_11.png VR_11.png](/t5/image/serverpage/image-id/64230i36EA9F6472250871/image-size/large?v=v2&px=999)
ArchiCADでいつもどおりにTwinmotion DirectLinkを起動。
![VR_12.png VR_12.png](/t5/image/serverpage/image-id/64231iF00D80B4DD2AF6EE/image-size/large?v=v2&px=999)
Twinmotionの画面右上の目のマークをクリックしVRのアイコンをクリックし、少し大きめのVRのアイコンをクリックします。
![VR_13.png VR_13.png](/t5/image/serverpage/image-id/64232i518F89DF2AEBB433/image-size/large?v=v2&px=999)
以上!
VRゴーグルに画面が映し出されていると思いますがいかがでしょうか。
![VR_14.png VR_14.png](/t5/image/serverpage/image-id/64233i9209C3E21BE6CF17/image-size/large?v=v2&px=999)
右手のリモコンのトリガーを引くことで、青い円の場所に移動できます。
左手のリモコンには各種設定項目があるので、VR上で材質の変更も行えますよ。
![VR_15.png VR_15.png](/t5/image/serverpage/image-id/64234iF49C2A669EA9798F/image-size/large?v=v2&px=999)
PC画面では、VRで何が見えているのかを確認できま。
![VR_16.png VR_16.png](/t5/image/serverpage/image-id/64235i3A87DF2475375423/image-size/large?v=v2&px=999)
「いま、何が見えてますか?」みたいなやり取りは不要ですね!
モデリング建物の内部まで自由自在に移動出来るので、合意や確認に使えたり、施工者としては安全教育にも活用できます。
(モデリングが甘い部分があると見られちゃいますね・・・)
また、安全教育なんかにも使えそうです。
![VR_17.png VR_17.png](/t5/image/serverpage/image-id/64236i356991B7748458A8/image-size/large?v=v2&px=999)
最初に画像で紹介した。
・VRゴーグル
・リモコン(左右)
・USBケーブル
・専用持ち運びケース
すべて合わせても5万円を切ります。もし興味のある方は、試してみてはいかがでしょうか。
私も色々と活用方法を考えていきたいと思います。