回転した測量点が原因でSolibriで要素が分解されてしまう

[Michitaka Kiriki]

影響のあるバージョン: 20 | 重要度: 解決方法あり| ID: 214661

 注記: この問題は、ARCHICAD 20のアップデートにおいて修正される予定です。

問題

ARCHIDADで測量点 を配置すると、Solibri Model Viewer にIFCファイルをエクスポートする際に、複合構造や断面形状 要素が分解されてしまう原因となる場合があります。この問題は、測量点が［プロジェクトの北 ］に従い、［プロジェクトの北］の角度が90度以外に設定されている場合に発生します。

原因
測量点モードがオンになっている場合に、Solibri Model Viewerにおいて建物要素パーツの壁との相対的な位置が動いてしまうことで発生します。
解決方法

ARCHICADからIFCファイルをエクスポートする際に変換設定 を変更すると、Solibri Model Viewerにおいてモデルが正しく表示できるようになります。複層複雑形状の［建築要素部分］オプションを、［断面形状 ］（［IFC変換設定］>［設定］>［形状変換］）の代わりに選択するようにします。このオプションがグレー表示になっている場合には、［複合構造と断面形状要素を部品に分解する ］のチェックが外れているか確認します。