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要素プロパティ - トラブルシューティングガイド

Tatsuro Kawai
Graphisoft Alumni
Graphisoft Alumni
ARCHICADプロパティを使用して、建築物要素(構造要素、オブジェクトタイプの要素またはゾーン)にオプションの記述データを追加できます。知っておくべき既知の問題、制限事項、要件の一部を下記にてご確認ください。

既知の問題

特殊文字の場合の、Excelスプレッドシートへのプロパティ値のエクスポートの問題

該当バージョン:20 | 重大度:回避策を適用可能 | ID:211207
問題
連動一覧表に特殊文字(ä、ü、öなど)が含まれる場合、[一覧表からプロパティ値をエクスポート]コマンドが機能しません。
原因
Excelエクスポートエンジンに含まれるバグにより、エクスポートされた連動一覧表の名前にこのような特殊文字が含まれていると、エクスポートプロセスがキャンセルされます。
回避策
この問題の回避策として、スプレッドシートをExcelにエクスポートする前にARCHICADで一覧表の名前を変更します
(この問題は、今後のARCHICAD 20のアップデートで修正される予定です)。
{i} 注記:この問題は、次回のARCHICAD 20アップデートで修正される予定です。

制限事項

誤った日付形式でインポートされる

問題
一覧表をMicrosoft Excelで修正してARCHICADにインポートして戻すと、日付プロパティが正しくインポートされません。
Screen Shot 2016-09-05 at 12.19.44
原因
デフォルトでは、日付はプロパティマネージャーで一般タイプのプロパティとして作成されます。そのため、テキストのみセルにインポートできます。 Microsoft Excelでは、 xx/xx/xxxx、xx/xx/xx、xx-xx-xxという形式を日付として処理します。これらのセルの形式を標準または数値に切り替えると、日付が5桁の数字に変換されます。これは日付形式の本来の値です。Excelには有効ですが、他のソフトウェアには無関係です。一覧表に日付形式のセルがある場合は、ARCHICADでは5桁の数字がインポートされます。
回避策
この現象には次の3つの有効な回避策があります。
- Excelが日付として認識しない形式(xx.xx.xxxxなど)を使用します - 自動的に日付形式に変更しないようExcelの環境設定を変更します - 日付形式になった後、標準形式に戻して日付を書き直します
{i} 注記:スプレッドシートでのプロパティデータのインポート/エクスポートの詳細については、『ARCHICAD 20リファレンスガイド』を参照してください。

ARCHICADプロパティとIFCプロパティとのやり取り:

IFCプロパティはプロパティマネージャーから管理できませんが、ARCHICAD本来のプロパティをIFCプロパティにマッピングすることができます。
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マッピングした後に、プロパティをIFCにエクスポートできます。
{i} 注記:インポートしたプロパティの詳細については、『ARCHICAD 20リファレンスガイド』を参照してください。

データのレベル:

ARCHICADは、要素レベルのプロパティ(壁、スラブ、梁、ゾーンなど)をサポートしますが、プロジェクトレベル(地形、プロット、建物など)および構成要素レベルのデータ(断面形状、複合構造)は処理しません。 ビルディングマテリアルには複数のハードコードされたプロパティがありますが、カスタムで作成したり要素プロパティとして管理することができません。
 

要素分類:

要素プロパティは、要素分類に従って要素に分配されます。これにより、要素タイプに依存するより自由度が高くなります。 ただし、いくつかの制限事項もあります。この分類システムはIFC 4.0標準に基づいており、階層のないフラットなハードコードされたリストで、ユーザーがさらにカスタマイズすることはできません。 さまざまなタイプの要素を検索したりスケジュールする必要があり、目的が類似している場合は、条件として要素分類を使用することをお勧めします。 ただし、パラメータと異なり、使用可能なフィールドのリストや任意のその他の条件は以前選択した条件に基づいてフィルタされません。全てのプロパティはフィールドで使用できるので、選択した一部のフィールドは、選択した条件に対して有効でないために入力されません。この場合、無効な値は「---」記号で表示されます。
 

表現の上書き:

ARCHICADプロパティは表現の上書きのルールとして使用できますが、IFCプロパティおよびGDLは使用できません。
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{i} 注記: このトピックの詳細については、「表現の上書き - トラブルシューティングガイド」を参照してください。
 

ホットリンクモジュール:

他の属性と同様に、要素プロパティは作成されたプロジェクトで管理できます。ただし、ホットリンクモジュールのプロパティは、ターゲットプロジェクトでも表示とスケジュールができます。ターゲットプロジェクトの既存のホットリンクプロジェクトと同じ名前とグループを持つホットリンクプロパティは、マージされて共にスケジュールされます。 同じ名前とグループを共有していますが他のプロパティデータが異なる場合、プロパティマネージャで[ホットリンクでのプロパティの競合を表示]チェックボックスがオンである限りは通知を受け取ります。この場合、ホストファイルのプロパティの定義を変更して競合を解決すると、モジュールでプロパティ定義を一致させることができます。競合を解決しない場合、ホストのプロパティ定義が優先されます。
プロパティ定義はホットリンクモジュールでいつでも編集できます。
 

要素プロパティのエクスポートとインポート:

連動一覧表のExcel形式への保存はすでに利用可能でしたが、Excelファイルから要素データをインポートする機能が新しくARCHICAD 20で導入されました。後者の機能にはExcelファイルへのデータのエクスポートも必要ですが、Excelへの保存とは次の点で異なります。
  • [ファイル]メニューからExcelに保存された連動一覧表から、データをプロジェクトにインポートすることはできません。
  • プロパティデータをエクスポートして、インポートするデータを入力するテンプレートを提供する必要があります。
  • そのため、テキストやセルのフォーマット、マージ、サイズ変更はデータと共にエクスポートされません。
  • 生成されるスプレッドシートには、要素およびプロパティの識別データが含まれます。
[名前を付けて保存]と[値を.XLSにエクスポート]では同じ結果は得られません。
  • [名前を付けて保存]では、さらにMicrosoft Excelでの作業で使用できるシンプルなXLSドキュメントが作成されます。
  • [値をXLSにエクスポート]では、ARCHICADに再びインポートできるインタラクティブなテーブルが作成されます。
この機能は複数のワークフローおよび回避策で使用できますが、いくつかの制限事項もあります。
  • 要素パラメータはテーブルの要素の識別に使用するためにエクスポートできる一方、プロパティ値のみ要素にインポートできます。
  • 新しい要素またはプロパティを、このファイルからインポートして作成することはできません。
  • 値セットまたはタグリストの場合、新しい値オプションをインポートによって作成することはできません。
  • データのIDを保持することができないため、ファイルのエクスポート元のプロジェクトにではなく、別のプロジェクトにインポートすることをお勧めします。
  • ロックされている、確保されていない、モジュールファイルから作成された要素、それ以外には編集できない要素にデータをインポートすることはできません。
新しいプロパティをExcelで作成することはできません。プロパティの値の変更のみ可能です(ID、名前、サイズなどのパラメータは変更できません)。 変更したXLSは、作成元のPLNにのみインポートできます。
{i} 注記:スプレッドシートでのプロパティデータのインポート/エクスポートの詳細については、『ARCHICADリファレンスガイド』を参照してください。

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