AutoCADには、図面要素の色を設定する2つの方法があります。ByLayerまたはByBlockです。Archicadでは、次のワークフローに従ってAutoCADとArchicadの色を一致させれば、デフォルトまたはテンプレートのペンの色を使用でき ます。
デモファイル:Ross Street House, Madison, Wisconsin, Richard Wittschiebe Hand (RWH) Architects, www.rwhdesign.com注意事項:インポート設定を変更しないと、DWGファイルのTrue Colorsは同じArchicadのペンカラーに自動的に一致します。元々のArchicad
ペンセットを使用されたい場合は、インポート後に
[要素属性]> [ペンとカラー]ダイアログで色を変更できます。
手順0: 全てのDWGカラーをインデックスカラーに変更します
この例では、AutoCADの色はByLayerに設定されています。DWG ファイルをArchicadにインポートする前に、DWG レイヤーの色設定を確認します。AutoCADでは、レイヤープロパティマネージャーなどで抽出できるByLayerカラーのインデックス番号を表示する必要があります。ほとんどの場合、True Colorには同等の(または非常に類似した、Index Colorがあります。これらのTrue Colorを
Index Colorに変更 します(例.255,255,0 = Index color: 2)。Archicadへのインポートに必要な手順が少なくなります。ファイルを DWGとして保存します。
ステップ1:AutoCADの色とArchicadのペンを一致させる
Archicadで、
[ファイル]> [ファイル特殊]> [DXF-DWG変換設定 ]ダイアログを開きます。
(注:DWGを開いたり、外部参照を結合したりするときに、これらの設定は[設定]ボタンをクリックして使用することもできます。)属性 / ペンとカラー / ペン/カラー変換で、[ペンカラー変換テーブルを使用]チェックボックスをオンにします。
リストに新しいアイテムを追加し、
AutoCADとArchicadのペンを一致 させます(有効なARCHICADペンセットは[ペン変換の編集]ダイアログで利用できます)。たとえば、AutoCADペン25の場合は、新しく作成したArhcicadペン196などに設定します。インデックスカラー番号が異なる全てのペンは、
変換設定で一度設定する必要があります。
ステップ2: 変換設定の設定を保存する
準備ができ、全てのペンカラー変換データをリストに追加したら、
変換設定の設定を
保存します。
ヒント:変換設定は保存できるため、同じ色設定を持つ追加のDWGをインポートする場合は、これらの設定を1回調整するだけで済みます。
ステップ 3:DWGを開く
Archicadで編集および調整された
変換設定 を使用してdwg
ファイルを開く か、
XRefをアタッチ します。全てのAutoCADの色は、選択したArchicadのペンカラーで表示されます。
注:色を表示する ペンセット は、[属性設定]>[ペンカラー]のように使用することを忘れないでください。