ソリッド編集の減算オペレータをレイヤーで非表示にした場合、減算した結果は残ります。
しかし、デザインオプションで非表示にした場合、減算した結果もリセットされます。
その性質を利用して、掘削部分のオペレータをデザインオプションに割り振ることで敷地のモデルをコピーすることなく掘削のステップを表現することができました。
また、例えばSCPの足場や柱の途中の打ち継ぎなど、ステップの切り替えとモデルの切れ目が異なる場合にもオペレータをデザインオプションに割り振ることで、モデル自体に影響を与えることなくステップが作成できます。
今まで施工ステップ作成の際にはプロジェクトデータをコピーして、モデルに不可逆的な変更を与えながら作ることが多かったと思いますが、こちらの方法であればモデルを保持したままステップを作ることが可能です。