デザインオプションを使って建替えのマスター計画を2D・3D・面積表にまとめてみました。
大規模な建物の再編計画では、何年にもわたって増築や解体・仮設が繰り返されます。
そういったケースでは考え方の整理や法条件の確認等をしていくため建替え計画を簡易的なダイアグラムでまとめたりします。
この作業の問題点としては
①2D機能で地道にダイアグラムを書くのは、作図自体は問題ないがそれぞれのダイアグラムを修正するのが面倒
②リノベーションフィルタでは使いにくく、レイヤー・レイヤーセットの切替で同じような動きもできますが、レイヤーセットやレイヤー数が膨大になり、計画が進むにあたって管理も大変になる。
増やしたレイヤーの管理が大変で邪魔になるケースが多発
③建替えステップを要素プロパティに情報を入れて上書きセットで調整みたいなこともできるが、2Dタイプにはプロパティが入力できない
という問題がありました。
そこで、デザインオプションを使用して2D・3D・ゾーンで作成した面積表が連動したダイアグラムを作成し建替え計画としてまとめました。
デザインオプションでダイアグラムを整備することのメリットとすると
①レイヤーが増えることがあまりないので、管理がとても楽
②3Dと2D・面積表等が連動しているダイアグラムとして整理できる
という点があります。
デザインオプションはレイヤー制御に寄らずに要素を非表示・表示を切り替えられるツールでかつ2Dタイプも制御できる仕様となっているためこのような活用ができないかチャレンジしてみました!
ここにコメントを追加するには、ご登録いただく必要があります。 ご登録済みの場合は、ログインしてください。 ご登録がまだの場合は、ご登録後にログインしてください。