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塗りつぶしについて

Michitaka Kiriki
Graphisoft
Graphisoft

塗りつぶしと は、プロジェクトの各要素を識別し、装飾する上で役立つ、幾何学形状の2Dのハッチングパターンです。また、塗りつぶしは3Dウィンドウと3Dドキュメント上の材質を装飾する際にも使えます。


Archicadでは、[塗りつぶし]ダイアログボックスにおいて利用可能な各種塗りつぶし一式が提供されます。([オプション]→[属性設定]→[塗りつぶし])


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塗りつぶしは、切断塗りつぶし、表面塗りつぶし、または作図塗りつぶしのいずれかとして使用できます。新しい塗りつぶしを作成する際、その塗りつぶしが属するカテゴリーを選択可能です。


  • 作図塗りつぶし: 作図塗りつぶしは組み立て要素には適用されません。作図塗りつぶしは塗りつぶしツールを使用して、手動で描画されるものです。
  • 表面塗りつぶし: 現在の塗りつぶしの種類を適用する場合には、スラブや屋根、シェル、メッシュ、モルフ、ゾーン、オブジェクトの設定ダイアログ、および材質設定ダイアログの3Dハッチングパネルのボックスにチェックを入れます。
  • 切断塗りつぶし: 現在の塗りつぶしの種類を適用する場合には、GDL要素(切断塗りつぶしを使用しているもの)の設定ダイアログ、もしくは組み立て要素(壁/スラブ/梁/柱/屋根/シェル/モルフ/メッシュ)のビルディングマテリアルダイアログボックスにチェックを入れます。画像塗りつぶしは切断塗りつぶしとして使用することができないため、ここではいくつかの制約が適用されます。

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塗りつぶしカテゴリについて、さらに学習しましょう。これらのカテゴリで使用できる塗りつぶしには、無地塗りつぶし、ベクトル塗りつぶし、シンボル塗りつぶし、グラデーション塗りつぶし、および画像塗りつぶしがあります。


  • 無地塗りつぶし: これらには前景塗りつぶし、背景塗りつぶし、および不透明塗りつぶしが含まれます。詳しくは、無地塗りつぶしの作成方法をお読みください。
  • ベクトル塗りつぶし: これらはハッチングパターンを使用したもので、組み立て要素の切断面または上部表面(表面塗りつぶし)を表現するために使用できます。また材質にベクトル塗りつぶしを割り当てることも可能で、それらは3Dウィンドウで表示されます。詳しくは、ベクトル塗りつぶしの表示をお読み下さい。
  • シンボル塗りつぶし: これらは線または無地塗りつぶしを用いたパターン表現により生成されています。作図塗りつぶし、表面塗りつぶし、切断塗りつぶしとして使用することができます。詳しくは、カスタムシンボル塗りつぶしの作成方法をお読み下さい。
  • グラデーション塗りつぶし:  グラデーション塗りつぶしは作図塗りつぶしのみで生成されるため、塗りつぶしツールのポップアップメニューからのみ利用可能です。この塗りつぶしの目的は、建築的な表現を高めることにあります。詳しくは、グラデーション塗りつぶしの使用方法をお読み下さい。
  • 画像塗りつぶし: 画像塗りつぶしは、作図塗りつぶしまたは表面塗りつぶしの前景部分として画像の使用を可能にするものです。詳しくは、画像塗りつぶしの作成方法をお読み下さい。

それぞれの塗りつぶしは、切断塗りつぶし、表面塗りつぶし、または作図塗りつぶしのいずれかとして使用することができます。新しい塗りつぶしを作成する際に、それが属するカテゴリを選択可能です。


塗りつぶしカテゴリは、表現の上書き を用いて塗りつぶし表示をコントロールするため、もしくはArchicadプロジェクトをDXF/DWG形式でエクスポートするために使用することが可能です。


要素の塗りつぶしを変更する方法


塗りつぶしはArchicadのほとんどの要素に適用することが可能です。塗りつぶしは要素の種類に応じて、表面塗りつぶしまたは切断塗りつぶしを用いることが可能ですが、ユーザーは要素上で直接変更するか、または要素を構成しているマテリアルの塗りつぶしを変更することによってこれらを変更できます。


詳しくは、表面塗りつぶしの割り当ておよび切断塗りつぶしの割り当てをお 読み下さい。


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