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数式エディタを用いた屋内消火栓の設置条件の判定は出来るでしょうか?

sakuramochi
Booster

数式エディタで屋内消火栓の設置条件を判定したのですが、数式をどう入れれば良いか分かりません。

 

イメージとしては、

①一般条件と地階無窓を判別する

②一般条件は③の式へ、地階無窓は④の式へ

③一般条件の場合の防火対象物の種別、構造、内装制限の条件と延べ床面積で判別する

④地階無窓の場合の防火対象物の種別、構造、内装制限の条件と延べ床面積で判別する

 

設置条件.JPG

 

このような数式を1つの式で組み立てるには、どうすれば良いでしょうか?

どの関数を使えば良いかすら分からないレベルですので、説明がざっくりで申し訳ありません。

アドバイス頂ければ大変助かります。よろしくお願いいたします。

1 件の受理された解決策
2件の返信2

kojitokunaga
Booster

一つの式で、という要望を満たせているかは微妙ですが、恐らく前提となる条件は面積、用途、地階無窓階の有無と耐火種別と思います。

なので、消防法上の用途を選択するプロパティ①「消防法上の用途」と、

1.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無窓、地階の判定のプロパティ②「地階無窓」と、

2.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロパティ③「耐火種別」を作成し、

3.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとは、各条件に沿って数式を組んでいきます。

使うのはIFS、AND、OR関数(関数の文章を短くするならCONTAIN関数もおすすめ)を使うと作成できると思います。

たとえば、用途(1)の場合、

(消防法上の用途="(1)~")かつ((地階無窓="無"かつ耐火種別="その他",延床面積>=500㎡)又は

(地階無窓="無"かつ耐火種別="準耐火建築物",延床面積>=1000㎡)又は

(地階無窓="無"かつ耐火種別="耐火建築物",延床面積>=1500㎡)又は

(地階無窓="有"かつ耐火種別="その他",延床面積>=100㎡)又は

(地階無窓="有"かつ耐火種別="準耐火建築物",延床面積>=200㎡)又は

(地階無窓="有"かつ耐火種別="耐火建築物",延床面積>=300㎡))

となります。

なので、

IFS(AND ( ( CONTAINS ( "(一)", {Property:建基法関係(ゾーン)/消防法上の用途} ),

OR ( AND ( {Property:消防法関係(ゾーン)/地階無窓} = "無", {Property:建基法関係(ゾーン)/耐火種別} = "その他", {Property:ゾーン/測定面積} >= 500 m2 ),

AND ( {Property:消防法関係(ゾーン)/地階無窓} = "無", CONTAINS ( "準耐火建築物", {Property:建基法関係(ゾーン)/耐火種別} ), {Property:ゾーン/測定面積} >= 1000 m2 ),

AND ( {Property:消防法関係(ゾーン)/地階無窓} = "無", {Property:建基法関係(ゾーン)/耐火種別} = "耐火建築物", {Property:ゾーン/測定面積} >= 1500 m2 ),

AND ( {Property:消防法関係(ゾーン)/地階無窓} = "有", {Property:建基法関係(ゾーン)/耐火種別} = "その他", {Property:ゾーン/測定面積} >= 100 m2 ),

AND ( {Property:消防法関係(ゾーン)/地階無窓} = "有", CONTAINS ( "準耐火建築物", {Property:建基法関係(ゾーン)/耐火種別} ), {Property:ゾーン/測定面積} >= 200 m2 ),

AND ( {Property:消防法関係(ゾーン)/地階無窓} = "有", {Property:建基法関係(ゾーン)/耐火種別} = "耐火建築物", {Property:ゾーン/測定面積} >= 300 m2 ) ) ), "〇",TRUE, "" )

 

IFS関数はIF関数の複数形で、今回は用途(一)にのみ言及しましたが、これを全用途分繰り返すと完成すると思います。

難しそうに見えますが1つ作ってしまえば構造は単純なのと、用途によっては複数用途まとめて数式を作れます。EXCELなどで整理しながら作成するとわかりやすいかもしれません。

上記の数式はユーザーマニュアルを見るとわかりやすいと思います。

kojitokunaga様

 

ご回答ありがとうございます。

大変参考になります!

 

ARCHICAD上で長い数式を書いていくのは分かりづらいのでEXCELで整理しながらやってみます。

 

屋内消火栓だけでも設置条件が複数あり難しいですが、

一度できれば他の消火設備の判定にも応用したいと思います。

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