Archicad Project Compareは、Archicadプロジェクトを新しいArchicadバージョンに移行する際、正確な比較を可能にする無料アプリケーションです。
Archicad Project Compareアドオンを使えば、レイアウト内の変更、誤り、または欠落している要素をチェックし、それらをビジュアル的にハイライトすることで、プロジェクト移行作業の追跡・安全性・透明性を確保できます。
これにより、ユーザーは移行後の変更内容を簡単かつ迅速にレビューでき、トラブルシューティングや品質管理を一連の工程でサポートします。

注: Archicad Project CompareはArchicadバージョン25以降で利用できます。
Archicad Project Compareの構成
- Archicad Project Compareアドオン:
レイアウトブックを.pmaxファイルとして出力し、比較する両方のArchicadバージョンにインストールが必要です。
- .pmaxファイルをインポートし、レイアウト単位で比較を行います。全ての差分がビジュアルでハイライトされます。
ワークフロー
- 対応するArchicadバージョンにArchicad Project Compareアドオンをインストールします。オプション > アドオンマネージャ....

- アドオンをインストール後、元のプロジェクトファイルと移行後のプロジェクトファイルの双方で、ファイル > Archicad Project Compareの準備...コマンドを使い、レイアウトを.pmaxファイルとして出力します。
レイアウト数やサイズによって、エクスポートには時間がかかる場合があります。作成されたエクスポートファイルが比較の基礎となります。
- Archicad Project Compareツールを開きます。

- 監査を始めるには、.pmaxファイルをArchicad Project Compareアプリケーションへドラッグ&ドロップまたはファイルを参照で登録します。それぞれのプロジェクトバージョンを左側・右側に配置してください。
注:このツールは、ファイルが本当に同一プロジェクトの異なるバージョンから出力されたものであるかをチェックし、そうでない場合は警告を表示します。
- 起動をクリックすると比較を開始します。
- このツールは、移行過程で変更された自動テキスト等を特定します。レイアウトブック一覧では、比較後、変更度合に応じたメッセージが表示されます。

緑のチェックマーク:差分なし
白い丸:小さな差分
黄色の丸:複数の小さな差分、または一部に大きな差分
赤い丸:重大な差分
感嘆符:片方のバージョンには存在しないレイアウト
- マークの付いたレイアウトを選択し、ハイライト箇所にカーソルを合わせると、移行前後の状態が並んで表示され、変更箇所は赤で示されます。

- スライダーを使うことで新旧バージョン間を重ねて表示し、差異を正確に特定できます。
- ナビゲーターおよびレイアウト画面内の両方で、移行により発生した変更の扱いを選択できます。変更を無視、特定の優先度を割り当ててフィルタリングなどが可能です。
Archicad Project Compareの詳細はマニュアルをご覧ください。