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今月のヒント:楕円形の壁に開口部を配置する方法

「今月のヒント」は、インターナショナルのコミュニティで毎月公開されている「Tip of the Month」を翻訳してお届けしています!
Tip of the Month(今月のヒント) は、インターナショナルのコミュニティで投稿されているものから、モデレータメンバーがよいTips! と選んでいるものです。
海外のユーザーの使い方が、日本のユーザーのみなさんにもヒントになるのでは?と思っています。
※原稿内容はオリジナルページに合わせていますが、できるだけインターフェイスの画像は、Archicad日本語版にしています。

 

今月のヒント は、@elshareef さんから寄せられた「分割された曲線壁が接する位置に、ドアや窓を正確に配置したい」という質問がきっかけです。

これに対して、Community メンバーの @Lpalma さんが、分割された曲線壁を、1本(または半分ずつ2本)の連続した楕円形の壁として作り直すという、とてもスマートな解決策を共有してくれました。
この方法を使えば、継ぎ目に邪魔されることなく、曲線上の任意の位置に開口部を配置できます。

課題

楕円形の壁をモデリングすると、それは 1 枚の連続した壁ではなく、複数の小さな曲線セグメントとして表現されます。
そのため、ドアや窓を継ぎ目の位置に配置すると、その開口部は 1 つのセグメントにしか属さず、隣接するセグメントが開口部の一部を塞いでしまいます。

 

解決策

このアイデアは、楕円に沿ったポリゴン壁を使って、分割された円弧を置き換えることで、
楕円の半分ごとに 1 要素の連続した壁を作成するというものです。

この設定では、壁は単一のホスト要素として振る舞うため、ドアや窓を曲線上のどこに配置しても、セグメントの継ぎ目で切れてしまうことがありません。

手順 1:下書き用ジオメトリで壁の輪郭を作成する

平面図ビューで円ツールを有効にし、情報ボックスで「楕円」の作図方法を選択して、楕円を描きます。
長軸に沿って中心を通る直線を描き、不要な半分をトリムします。
半楕円を、必要な壁厚分オフセットします。
内側と外側の曲線の端部をつなぎ、マジックワンド用の、きれいに閉じたポリゴンになるよう線を整理します。

Tips: この下書きジオメトリは「ガイド」用レイヤーに配置しておくと、後から非表示・ロックができ、実際の壁操作に影響しません。

 

手順 2:マジックワンドでポリゴン壁を作成し、曲線に沿って自由に開口部を配置できるようにします。

 

壁ツールを有効にし、情報ボックスでポリゴン壁を選択します。
マジックワンド(スペースキー+クリック)で閉じたポリゴンをクリックし、楕円形に沿った 1 本の連続したポリゴン壁を生成します。
曲線壁の必要な位置にドアや窓を配置して、楕円に沿った開口部を定義します。

Tips: マジックワンドを使う前に、壁の高さ・構造・基準線位置を設定しておくと、後から複数の壁を修正する手間を省けます。

 

 

Steps1&2.gif

結果

 

このワークフローを使うことで、連続した楕円形の壁を作成でき、曲線に沿ってどこにでも自由に開口部を配置できます。

 

RumikoShimo_1-1766538172648.gif

 

 

この方法を他の曲線デザインでも試してみたら、ぜひ Community で結果や工夫を共有してください。
元となったフォーラムディスカッションでは、@Lpalma さんの有益な回答に いいね! を送ることもできます。


日々の作業をラクにする「ちょっとした工夫」やお気に入りの Tips(ヒント) はありますか?
ぜひ Community に共有してください。
Insights ブログで紹介されるチャンスがあるかもしれません! 😎

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共同執筆者