プロパティによる表現の上書き
特徴
表現の上書きジェネレータでは、要素プロパティとその値に基づいて、表現の上書きルールとセットを迅速に作成できます。Archicad の通常の[ 表現の上書き] ダイアログを使⽤して同じ結果を達成できますが、表現の上書きジェネレータはショートカットのようなもので、プロパティベースの表現の上書きルールとセットを1 ステップで⽣成できます。
アドオンファイル名
GOFromProperty.apx
制限事項
このジェネレータは、基本的な表現の上書きセットを迅速に作成するように設計されています。そのため、次の制限事項が適⽤されます。
- 1 つのプロパティを選択し、それぞれの表現の上書きセットを⽣成します。
- プロパティの値タイプは、オプションセット(単⼀/ 選択)またはTrue/False にする必要があります。
- 表現の上書きルールの条件は、1 つの要素タイプに制限されます。それ以外の場合は、全てのタイプになります。
- 表現の上書きセットには、プロパティ値ごとに1 つの表現の上書きルールが含まれます。
- ⽣成されるルールとセットには、命名規則に基づいて名前が付きます(これは後で⾃由に編集できます)。
例:耐⽕等級による表現の上書き
耐⽕等級に基づいて全ての壁を表⽰する表現の上書きセットを作成します。
- [ ドキュメント] → [ その他のリスト] → [ プロパティによる表現の上書き]
- [ 表現の上書きジェネレータ] ダイアログが開きます。
- [ 追加] をクリックします。
- [ 耐⽕等級] プロパティを選択し、リストの下部から[ 追加] をクリックします。 注記: ここでは、オプションセットを単⼀選択するか、True またはFalse の値を選択するプロパティしか使⽤できません。

- 耐⽕等級プロパティの全ての値オプション(未定義も含む)はジェネレータに追加されます。このようなオプションはそれぞれ、別々の表現の上書きルールになります。

- ルールごとに、[ 条件] 列で、表現の上書きを適⽤する要素を定義します。ここでは各ルールに[ 壁] を選択します。 注記: 1 つの要素タイプしか選択できません。それ以外の場合は、全てのタイプになります。複雑な条件を定義することはできません。

- ルールごとに[ ルールの編集] をクリックし、表現の上書きの表⽰⽅法を定義します。

- ここでは、ルールごとに別々の3D 材質カラーを適⽤します。

- [OK] をクリックします。表現の上書きルールは⾃動的に⽣成され、新しい表現の上書きセットにグループ化されます。

[ 表現の上書きセット] ダイアログでこれを確認できます。

ルールには、「< プロパティ名> - < プロパティ値> ( ⽣成済み)」という名前が⾃動的に付きます。 セットにも、「< プロパティ名> ( ⽣成済み)」という名前が⾃動的に付きます。 これを使⽤して、耐⽕等級プロパティ値に基づいて表現の上書きルールを壁に適⽤します。

⽣成されたセットやルールを変更する⽅法
このジェネレータツールは、素早く簡単に設定できるように設計されています。セットやルールが⽣成され たら、それを⾃由に編集したり微調整したりすることができます。 以下のいずれかを実⾏します。
- [ 表現の上書きジェネレータ] を開き([ ドキュメント] → [ その他のリスト])、既存のジェネレータルールを変更します(たとえば、材質上書きカラーを変更します)。変更したルールやセットの数に関するフィードバックが表⽰されます。
- 表現の上書きセットまたは表現の上書きルールの通常のダイアログボックスを開きます([ ドキュメン ト] メニュー)。ここでは、どのようなプロパティセットまたは複雑な条件でも使⽤して表現の上書きを 微調整できます。