8 時間前
皆さまからいただいたご意見やコメント、そして私たちの業務プロセスが日々変化していることを踏まえ、現在のWishlistの仕組みに関するお知らせと、今後の変更についてご案内します。
2024年末にGraphisoft Wishlistを公開して以来、英語、ドイツ語、ポルトガル語、日本語で1,000件を超えるご要望と、数千件もの投票をいただきました。新しいWishlistの公開以前にも、多くのご要望をお寄せいただいています。一つひとつのご投稿、継続的なフィードバック、そしてこの仕組みを通じて伝えてくださるArchicadとGraphisoftのエコシステム全体への熱意に、心より感謝申し上げます。
グローバル全体のご報告に先立ち、まず日本での取り組みについてご紹介します。
日本では、Wishlistにお寄せいただいたご要望を定期的にプロダクト担当と確認、検討し、優先度の高い実現可能な項目から対応してきました。
今後におかれましても、 WIshlistのシステム変更はありますが、皆様からいただいたご要望は継続して確認し、より良い製品となるよう努めていきます。
これまでのWishlistから実装された内容はこちらでご覧になれます。
またArchicad30では下記が実装予定です。
現在のWishlistの仕組みや構成について、皆さまからさまざまなご意見やご懸念が寄せられていることを認識しています。また、私たちのチームから直接フィードバックやコメントをお返しできているご要望が一部に限られているため、「投稿した要望が、その後どうなっているのかわからない」と感じている方が多いことも理解しています。皆さまから寄せられたご意見は、製品チームが継続的に確認・分析し、検討に活かしていますので、どうぞご安心ください。
ここ数回のArchicadのリリースでは、皆さまから継続的にいただくフィードバックをもとに、既存のワークフローや機能の改善に、より力を入れてきました。コミュニティに寄せられたご要望と、その背景にある課題の理解も、こうした改善につながっています。最近実装された例をご紹介します。
マーカーへのリノベーション機能の適用
これまではこの機能がなかったため、レイヤーを使った回避策が必要でした。
3Dビューの解像度のカスタマイズ
書き出しやレイアウトへの配置に使う3D図面の品質を高めるために必要だった、複雑な回避策を減らしました。
各ツールの要素間で「表示フロア」設定の一貫性を向上
平面図での要素表示を、より統一的に扱えるようにしました。今年後半にリリース予定のArchicad 30でも、引き続き改善を進めています。
3D原点の表示・非表示の切り替え
特に3Dウィンドウを使ったプレゼンテーションなどで、原点の記号が邪魔になるという問題に対応しました。
このほかにも、Archicad 30に搭載予定のものを含め、さまざまな改善を進めています。
これらが得票数の最も多い要望ではないと感じる方もいらっしゃるでしょう。それでも、機能の使いやすさを高め、日々のワークフローで私たちのツールをより快適にお使いいただけるようにするという、全体的な方針を反映しています。
大規模で複雑なご要望については、「On Hold(保留)」となっているものや、多くの票を集めているものも含め、却下したり無視したりしているわけではありません。どのような改善を提供する場合でも、技術的な実現可能性を考慮する必要があります。
私たちは、幅広いユーザーの皆さまと多様なワークフローに役立つ改善を、継続的に提供することを目指しています。こうした大きなテーマについては、複数年にわたり、対象を絞った改善を段階的に進める計画です。たとえば、リノベーションをより適切に扱うためのスキン(構成要素)単位のモデリングや、プロジェクトをまたいだ属性管理への対応などがあり、これらは最近、公開ロードマップに追加しました。
また、Archicadにとどまらず、より長期的な戦略のもとで開発の方向性をそろえていくことを目指しています。Design Intelligence Platformは設計プロセス全体での意思決定を支援し、MEPの継続的な改善は、製品ラインアップと、対応できるユーザーや業務の範囲を広げています。
ご要望、ユーザーとの直接の対話、Insiderグループ、パートナーネットワーク、サポートチームなど、どこから寄せられたテーマであっても、調査・評価の際に目指しているのは、提案された具体的な解決策だけに焦点を当てるのではなく、その背景や課題を理解することです。
Wishlistは、引き続き私たちにとって重要なフィードバックの場です。そのため、わかりやすく使いやすい状態を保つことが欠かせません。仕組みをより明確でシンプルにするため、今後数週間を目安に、以下の変更を順次実施する予定です。
必要票数の基準を撤廃します
英語版Wishlistに設けていた200票という基準は、高すぎました。そのため、すべての言語のWishlistで、この基準を撤廃します。投票は引き続き、アイデアへの支持を示すものとして、技術的な実現可能性とあわせて検討の際に考慮します。
6か月の期限を撤廃します
この期限は、当初予定していたシステムの自動化を前提に設定したものでしたが、その自動化は実現しませんでした。ワークフローを簡素化するため、この期限を撤廃し、すべてのご要望をWishlistに残します。投票は引き続き、その要望がより多くの人の目に留まることにつながります。
ステータスを簡素化します
ステータスの数や種類が多く、混乱を招き、ワークフローを複雑にしていました。これらを整理・統合し、よりシンプルな構成に変更します。
「Upvoted」「Open」「On Hold」「Need Input」は、**「Submitted」**に統合します。
**「Under Consideration」「On Roadmap」「Closed」「Wish Delivered」**は引き続き使用します。
私たちは今後も、このプラットフォームを、継続的にフィードバックを寄せ、コミュニティでオープンに議論できる場として支え、維持していきます。そして、より使いやすく、仕組みを理解しやすい場にしていくとともに、私たちのプロセスも引き続き改善していく予定です。
今回の変更へのご理解に感謝いたします。皆さまがご意見やアイデア、コメントを投稿するために費やしてくださった時間に感謝するとともに、その一つひとつに込められた労力を大切に受け止めています。この投稿が、私たちのプロセスと目指す方向を、より明確にお伝えする助けになれば幸いです。皆さまとともに製品をより良く、より使いやすくしていくため、今後もご意見とご協力をよろしくお願いいたします。
James Badcock, Staff Product Manager,
Pantelis Ioannidis, VP, Product Management & Design