※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、UNSUNGHEROさん の2020年11月5日の記事を転載しています。
日建設計とGRAPHISOFT SEの戦略的パートナーシップにより開発されたアドオンについて紹介します。
このアドオンはARCHICAD22からVIPツールとしてリリースされていますのでVIPserviceに加入されている方であればどなたでもご利用いただけます。
平面図の色はゾーンカテゴリで定義した色や表現の上書きで設定できますが、断面図にはゾーンを表示できないので色を着けることができずにいました。
そこで便利に使っていただきたいのが、このアドオンです。 これは、以前から提供されていた「断面図ゾーン名」の機能拡張という形で開発されました。断面図にゾーン名を配置するという機能に加え、平面図のゾーンの色を断面図にも同じ色を着けることができます。
[ オプション ] > [ 断面図ゾーン名 ] > [ パレット表示 ]を選択します。
すると、このパレットが展開します。
パレットは3つのアイコンが並んでいます。
その真ん中にある歯車のアイコン([表示設定])をクリックして、[カテゴリカラー/塗りつぶしを表示]をアクティブにして、[ OK ]を押します。
断面図を表示して、一番左側のアイコン([断面図ゾーン名作成])をクリックします。
すると断面図ツールで切断されているゾーンの形状に合わせてゾーンカテゴリの色で塗りつぶしを配置してくれます。
1階(平面図)にはこのようにゾーンが配置されています。
2階(平面図)にはこのようにゾーンが配置されています。
3Dではこのような形状でゾーンが配置されています。
ゾーンカテゴリを色分けの分類ごとに設定することで、平面図と断面図で同じ色分けをした資料を作ることができます。
資料作成の時短・省力化につながるアドオンですので是非ご活用ください。