※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、ykuwさん の2020年11月6日の記事を転載しています。
2020/10/29のユーザーグループ名古屋の勉強会で紹介したiPhone12Proに搭載されたLiDARを使った点群取得と、取得データのArchicadへのインポート方法です。
今回は、長野のプロノハーツさんが開発販売している、pronoPointsScanを使ってスキャンした点群データをArchicadにインポートする方法です。
建設ITワールド様でも取り上げられていたアプリなので、ご存知の方も多いアプリかと思います。
春に発売されたiPadPro(2020)にLiDARが搭載されたのも衝撃でしたが、片手で持てるiPhoneに搭載された事で更に手軽に扱えるようになりました!
現調に行って写真をたくさん撮ってメモをして完璧!と思っていても抜けがあったりする事があると思いますが、いつもの作業に+スキャンをする事で、漏れをカバーできたり、さらに寸法まで測れてしまいます。センチメートル誤差はあるものの、かなりの優れものです!
Archicadにスキャンデータを取り込み、点群を定規にモデリングも可能です。一度お試しください!
pronoPointsScanのフリー版は連続撮影に5回の制限がありますが、860円を課金すると制限が解除されます!(2020年10月30日現在)ご参考にしてください!
動画:アプリでスキャン中
画像:書き出したデータのArchicadへのインポート方法
※ 今回のご紹介はiPhone12Proを使用していますが、iPadPro(2020)でも同様です。
pronoPointsScan でスキャン→保存→ファイルアプリから保存データをご使用のクラウドにアップすると簡単にデータを抽出する事ができます。
■手順
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スキャンの様子
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携帯端末でスキャンした点群データをArchicadに取り込む事が出来ました!
このドア付近のスキャンに2分程度→PCに取り込み1分程度→Archicadへインポート2分程度と、かなり手軽にできました。
実は、ユーザーグループ名古屋の勉強会でY氏のレクチャータイム中に
私はスキャン→Archicadへインポートのテストを行い、その後に即席でレクチャー会をおこないました。それくらい簡単です!
精度はセンチメートル誤差がありますが、今まで大がかりで高価な装置を持ち運び、数十万数百万円を必要とした3Dスキャンを、普段から使う事の多い携帯端末でできてしまいます。現調の際にここまで把握できる写真を撮影するのは手間がかなりかかりますが、スキャンなら写真より手軽なうえに寸法も測れてしまいます!
LiDAR搭載端末のiPhone12ProやiPadPro(2020)をお持ちになられたら、是非お試しください!