※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、UNSUNGHEROさん の2020年6月11日の記事を転載しています。
下図のオブジェクトを使用して、3Dスタイルで要素の輪郭表示をするとオブジェクトのアウトラインにも輪郭が入ってしまいます。
![outline_02-2-1024x570.png outline_02-2-1024x570.png](/t5/image/serverpage/image-id/63566i10DD1A95EC645C58/image-size/large?v=v2&px=999)
3Dウィンドウで右クリックして、[ 3Dスタイル ] > [ OGベーシック ]などの[ 輪郭を表示 ]にチェックが入っているスタイルを選択します。
![outline_03.png outline_03.png](/t5/image/serverpage/image-id/63567iBAEC9FCDDE84F2F3/image-size/large?v=v2&px=999)
そうすると、柱やスラブなどの要素の輪郭にペンが割り当てられますが、オブジェクトにも輪郭(緑色の線)が入ってしまいます。
![outline_04.png outline_04.png](/t5/image/serverpage/image-id/63568i67D1FF31649BCC6D/image-size/large?v=v2&px=999)
オブジェクトを選択してCtrl+Shift+O(オー)キーを押すと、GDLの編集画面が表示されるので、下図赤枠箇所の3Dスクリプトのボタンを押します。
3Dスクリプトが表示されるのでedgeコマンドを探していくと、[ edge ]のあとに5つの数字がコンマ( , ) で区切られています。
![outline_05.png outline_05.png](/t5/image/serverpage/image-id/63569iBAEA9CF51A2F0257/image-size/large?v=v2&px=999)
この最後の「0」(下図赤枠)を「1」に直すことで輪郭が表示されない設定に変わります。
![outline_06.png outline_06.png](/t5/image/serverpage/image-id/63570i47DF5047083FC6E1/image-size/large?v=v2&px=999)
変更後はこのようになります。
![outline_07.png outline_07.png](/t5/image/serverpage/image-id/63571i1ECCADA61B12F81E/image-size/large?v=v2&px=999)
変更したらメニューバーの[ ファイル ] > [ 名前を付けて保存 ]をします。
![outline_08.png outline_08.png](/t5/image/serverpage/image-id/63572iEDB78DD01A6647D5/image-size/large?v=v2&px=999)
[ライブラリ部品を保存] で名前を付けて保存すればプロジェクトで使えるようになります。
![outline_09.png outline_09.png](/t5/image/serverpage/image-id/63573iAA2D09886D29BC89/image-size/large?v=v2&px=999)
GDLを編集前のオブジェクト名と同じものだと下図のような警告が出るので、適宜名前を変えて保存してください。
![outline_10.png outline_10.png](/t5/image/serverpage/image-id/63574i9642DD00432C4723/image-size/large?v=v2&px=999)
保存したオブジェクトを使用すると、輪郭を消すことができました。
![outline_11.png outline_11.png](/t5/image/serverpage/image-id/63575iFF796B3314162008/image-size/large?v=v2&px=999)
「0」を「1」に直すだけなのでとても簡単です。