2021-10-12 02:38 AM
1. [オプション ]→[プロパティマネージャー]と進み、[プロパティマネージャー]ダイアログボックスを開きます。
2. [新規作成 ]ボタンをクリックし、[新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスを開きます。
3. [新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスで[グループ]を選択し、グループ名 を入力して[OK]をクリックします。
4. [新規作成]ボタンをクリックして[新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスを開きます。
5. [新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスで[プロパティ]を選択し、[プロパティ名]に「占有タイプ」と入力し、先ほど作成したグループを[グループに追加 ]に設定して、[OK]をクリックします。
6. 占有タイププロパティを選択し、[値定義]タブの下にある[データタイプ ]が[オプションセット ]に、[デフォルト値]が[値 ]に設定されているかを確認します。[値]を選択すると、[オプション設定]ダイアログボックスが自動的に開きます。このダイアログボックスは、[オプション設定 ]ボタンをクリックすることでもアクセスできます。
7. [追加]ボタンを クリックして、占有タイプのリストを作成します。この名前には、記述子(例:ライブラリ)、続いて区切り文字(例:| または /)、さらに続いて1人あたりに要求される空間の面積が含まれるようにします。全ての値が作成されたら、[OK]をクリックします。
注記: 占有タイプのタイトルに1人あたりの面積を含めることによって、占有タイプが変更された際に必ず部屋ごとの合計占有者数を自動的に計算させることができます。区切り文字は、タイトルを分割し、数字データを抽出して、後で計算式に適用させることを可能にします。ただし、この事例にある値はヤードポンド法になっている点に注意して下さい。以下に示されているタイトルの数字は、空間内において1人あたりに要求される平方フィート数を示しています。メートル法に関しては、平方メートルで代用して下さい。どの単位が使われる場合であっても、全体を通じて単位が一定であるようにします。
8. プロパティマネージャーダイアログボックスに戻り、[新規作成]ボタンをクリックして、[新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスを開きます。
9. [新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスでは[プロパティ]を選択します。[プロパティ名]には「占有負荷」と入力し、[グループに追加]を前の手順と同じグループ に設定して、[OK]をクリックします。
10. 新しく作成された[占有負荷]プロパティを選択し、[値定義]タブにおいて[データタイプ ]が[整数 ]に、[デフォルト値 ]が[数式]に設定されているかを確認します。数式が選択されると、[数式エディタ]ダイアログボックスが自動的に開きます。このダイアログボックスは[追加 ]ボタンをクリックすることでもアクセス可能です。
注記: このプロパティにある数式は、[占有タイプ]のプロパティのタイトルから数値を抽出します。
11. 数式エディタのダイアログボックスで、[演算子と関数 ]ボタンをクリックします。
12. プルダウンメニューにある[データ変換]で、「文字列の最初の数値[STRTONUM]」 を選択し、[追加] をクリックします。
注記: この関数はすべてのテキストを数値データに変換します。この数値情報は、後に方程式において使用できるようになります。この関数が使用されるまでは、テキストとフィールド内に含まれているすべての数字はテキストと見なされます。この場合、占有タイプのタイトルにある面積要件は使用可能な数字に変換されます。
13. 「テキスト」を選択し(引用符を含む)、[演算子と関数 ]ボタンをクリックします。
14. プルダウンメニューの[テキスト編集]で「文字列を右から分割[SPLITRIGHT] 」を選択し、[追加] をクリックします。
注記: 占有タイププロパティの値オプションにあるテキストは、数値データが利用可能な数字に変換される前に削除しなければなりません。[SPLITRIGHT]コマンドは、タイトルの最初にあるテキスト部分を不要と見なします。
15. 「テキスト」 を選択し(引用符を含む)を選択し、[パラメータとプロパティ] ボタンをクリックします。
16. プルダウンメニューの[プロパティ]→[ゾーン]タブで[占有タイプ ]を選択し、[追加]をクリックします。
17. 区切り文字 (引用符は含めないこと)を選択して消去し、トリム文字 と、"| "に続くスペースを入力します。
18. 部分インデックスを選択して削除し、「2」を入力して[OK]をクリックします。
19. プロパティマネージャーのダイアログボックスに戻り、[新規 作成]ボタンをクリックして[新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスを開きます。
20. [新規プロパティ/グループ]ダイアログボックスで[プロパティ]を選択して、[プロパティ名]に「占有者」と入力し、前の手順と同じグループに[グループに追加 ]を設定して、[OK]をクリックします。
21. 新しく作成した占有プロパティを選択し、[値定義]タブにおいて[データタイプ ]が[整数 ]に、[デフォルト値 ]が[数式]に設定されているか確認します。数式を選択すると数式エディタのダイアログボックスが自動的に開きます。このダイアログボックスは[追加 ]ボタンをクリックすることでもアクセス可能です。
注記: このプロパティにある数式は、許容占有者数を決定するために以前プロパティで抽出された数値データを使用し、ゾーンの面積に対してこの数値を適用します。
22. [数式エディタ]のダイアログボックスで、[演算子と関数 ]ボタンをクリックします。
23. プルダウンメニューの数学関数で、切り上げ[ROUNDUP] を選択し、[追加] をクリックします。
注記: ここでは計算結果の値を使用し、最も近い整数になるよう切り上げられます。
24. 「数値 」を選択し、[パラメータとプロパティ ]ボタンをクリックします。
25. プルダウンメニューの[ゾーン]タブで、[測定面積 ]を選択し、[追加]をクリックします。
26. 「測定面積」の後にスペースを追加し、[演算子と関数 ]ボタンをクリックします。
27. プルダウンメニューの[演算子]で、除算[/] を選択し、[追加] をクリックします。
28. 「/」記号の後、「,」記号の前に”1 ”を入力し、[単位 ]ボタンをクリックします。
29. プルダウンメニューの[面積]で平方フィート[ft2]を選択し、[追加] をクリックします。
注記: ここで選択する単位は、[占有タイプ]のタイトルにある数値の単位と合致するようにします。
30. 「測定面積」の前と 「1 ft2」の後に丸括弧を、またその後にスペースを1つ追加します。[演算子と関数 ]ボタンをクリックします。
31. プルダウンメニューの[演算子]で、除算[/]を選択し、[追加] をクリックします。
32. 「/」記号の後、「,」記号の前にスペースを追加し、[パラメータとプロパティ] ボタンをクリックします。
33. プルダウンメニューの[プロパティ]→[ゾーン]タブで、[占有負荷 ]を選択し、[追加]をクリックします。
注記: これにより、空間の面積が占有者1人あたりに要求される面積ごとに分割されます。
34. 桁数を選択して削除し、数字「0 」を入力して[OK]をクリックします。,
35. 新しく作成された3つのプロパティを選択し、[使用可能な分類] タブで[カスタム ]を選択して、[編集]をクリックします。
36. [使用状況 ]ダイアログボックスで、[スペース ]を選択し、[OK]をクリックします。
注記: この手順 は、プロジェクトのゾーンに対して作成されたプロパティを使用できるようにするためのものです。ファイル内に異なる分類システムが存在する場合は、ゾーンに関して使用されている分類を選択して下さい。
37. [プロパティマネージャー]のダイアログボックスで[OK ]をクリックし、ダイアログボックスを閉じて作業を終了します。
1. 平面図を開きます。
2. ゾーンを1つ選択し、[選択したゾーンの設定 ]ダイアログボックスを開きます。
3. [分類とプロパティ]で、[分類]項目に移動します。ここで、分類が先ほど作成した数式プロパティに関連した形に設定されているかを確認します。
注記: この例では、3つのプロパティを表示するために、これらのプロパティに対して[スペース]の分類を有効にする必要があります。
4. [ゾーン]項目で、選択されたゾーンについて[占有タイプ]を設定します。
注記: 未定義のままにした場合、占有者数は計算されません。
5. [詳細設定]タブで[カスタムコンテンツ設定]項目に移動し、[+]ボタンをクリックします。
6. 「** 空の列 」とタイトルのついた新しいフィールドをクリックし、[測定面積]を選択します。[+]ボタン をクリックして、もう1つ別のフィールドを追加します。
7. 「** 空の列 」とタイトルのついた新しいフィールドをクリックし、[分類とプロパティ]を選択します。
8. [詳細設定]タブで、[分類とプロパティ]に移動します。[データを選択]フィールドを[ソートを作成]に設定します。[フィールドごとにデータを表示]を[パラメータ名と値] に設定します。列1を選択し、[矢印]をクリックします。
9. [占有]プロパティを選択し、[OK]をクリックします。
10. ゾーンスタンプに最大占有者数が表示されます。
注記: 占有タイプが変更されると、この値も更新されます。
11. プロジェクトのその他のゾーンにもこのプロセスを繰り返します。
注記: すべてのゾーンが分類され、占有タイプが選択された後、この情報を一覧表化することが可能になります。