面形状のモデル作成時に使用する、よく似た3つのデザインツールについて比較してみます。作成できる形状の違いを理解していれば、建物や家具のモデル作成時にどのツールが適当なのかが明快になると思います。
●スラブツール
フラットな面を作るときに使用し、勾配をつけることは出来ません。
ペットパレットの「辺のカスタム設定」を使って任意の辺の角度と材質が変更できます。
複合構造が可能です。
<使用用途>
・面材で構成される家具、建具
・勾配のないスラブ
・スラブに段差をつける時のハンチ部分
●メッシュツール
表面に高低差を付けることができますが、裏面はフラットのままです。
複合構造はありません。
<使用用途>
・敷地
・スロープ
・バルコニーや屋上の水勾配(躯体はフラットで水勾配部分を増し打ちする時)
●屋根ツール
面を傾けることができます。
勾配の上部と下部の2辺の角度が変更できます。
複合構造が可能です。
<使用用途>
・屋根
・屋上のスラブ(躯体に勾配を付ける時)