テクニカルサポート 年末年始休業について
休業期間:12月28日(土)~ 1月5日(日) 最終受付:12月27日(金) 17:00まで
休業期間中にいただたお問い合わせは、1月6日(月)より、順次、対応再開いたします。
2024-06-23 08:32 PM - 編集済み 2024-06-23 08:35 PM
※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、UNSUNGHEROさん の2020年8月27日の記事を転載しています。
下図は一覧表を使って、数式エディタで面積値(赤枠内)と、ゾーンカテゴリで面積値(青枠内)を表示したものです。
どちらも小数点以下の処理が四捨五入・切り捨て・切り上げできます。
この小数点以下の話は、別の記事にまとめます。
今回は一覧表に「読み取る小数点以下の桁数」と「表示する小数点以下の桁数」についてそれぞれ設定する箇所が異なりますので説明します。
一覧表の面積値について、「読み取る小数点以下の桁数」を変更する設定について説明します。
下図赤枠でゾーンから一覧表に読み取る小数点以下の桁数について、0~4桁まで設定できます。
例えば、面積値が1.62826㎡の時、
[ 小数 ] = 0 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 2 」
[ 小数 ] = 1 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.6 」
[ 小数 ] = 2 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.63 」
[ 小数 ] = 3 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.628 」
[ 小数 ] = 4 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.6283 」
選択した[ 小数 ]の値の一つ下の位を「四捨五入」しています。 ただし、面積値としては小数第4位までしか持っていないので、[ 小数 ]の値を4とした場合は小数第5位を切り捨てしている処理と同じになっています。
一覧表の面積値について、「表示する小数点以下の桁数」を変更する設定について説明します。
下図赤枠でゾーンから一覧表に表示する小数点以下の桁数について、0~4桁まで設定できます。
例えば、面積値が1.0000㎡の時、
[ 小数 ] = 0 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1 」
[ 小数 ] = 1 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.0 」
[ 小数 ] = 2 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.00 」
[ 小数 ] = 3 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.000 」
[ 小数 ] = 4 ⇒ 一覧表に読み取るのは「 1.0000 」
となります。
[ 作業単位 ]の[ 単位を含まない数値 ]の[ 小数 ]の値で一覧表に表示する小数点以下の桁数を制御し、[ プロジェクト設定 ]の[ 計算単位/規則 ] の[ 小数 ]の値で一覧表に読み取る小数点以下の桁数を制御します。
すごく分かりづらい設定ですが、面積値について一覧表を使って精度をコントロールするには必要なところですので実際に使ってみると理解が深まると思います。