※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Michiwaki Chikaraさん の2016年3月25日の記事を転載しています。
※オブジェクト登録の流れについては他の記事も参照ください。
<参考記事 – ヘルプセンター>
3D要素をライブラリ部品として保存
http://goo.gl/4rxKGT
◆使用データの準備
1.メーカーサイトより3Dデータ(DXF)と平面で使用する2Dデータ(DXF)をダウンロードしておく。
2.3DデータはGDLオブジェクトとしてインポートし2Dデータは通常の結合でArchiCADへ取り込む。
3.取り込んだGDLオブジェクトはそのままでも3D上では問題ないが、断面図等では不要な線が表示されてしまう。
◆モルフで調整
1.先のオブジェクトをモルフに変換する。
2.モルフ全体を選択し、さらにモルフの設定を開き、モデルの辺を非表示に設定する。
3.断面で確認すると、この状態で不要な線が消えているのが確認できる。
◆オブジェクト登録
あとは通常の流れとなるが
1.モルフを選択し3Dで平行投影し、オブジェクト登録を行う。
※オブジェクト登録の流れについては他の記事も参照ください。
<参考記事 – ヘルプセンター>
3D要素をライブラリ部品として保存
http://goo.gl/4rxKGT
2.再度、登録したオブジェクトを開き、更に2Dシンボルを開く。
先にダウンロードした2Dデータを画面上にコピーアンドペーストし、位置を調整する。
個別のレイヤが使用可能なので、それぞれを違うレイヤに設定するなどして重ね合わせ、最初にあったデータを全て削除し保存する。
3.必要なホットスポットを追加したり、プレビュー画像を追加してオブジェクトを完成させる。
4.登録したオブジェクトを配置して断面で確認する。
※この方法であればGDLがわからなくても、立断面図で使用可能なオブジェクトを作成することができ、断面線が水平、垂直でなくとも正確に表現することができる。