※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Kiyoさん の2020年6月4日の記事を転載しています。
3Dテキストを配置した後に、文字の方向が自動でこっちに向かないかなということを提案されたので、簡単に作ってみます。(所要時間1~2分)
今回は、アーキキャド内にもともとある「テキスト3D」を使用します。
まずはどこでも良いので配置してみて下さい。
その後、配置したテキスト3Dを選択した状態で
[Ctrl]+[Shift]+[O]
これでオブジェクトの編集ウィンドウが開くと思います。
- 画面左側のスクリプト欄にある[3D]をクリック。
- 一番先頭に、下記GDL構文をコピペして下さい。
if GLOB_EYEPOS_X<0 then
RotParameter = atn((GLOB_EYEPOS_Y/GLOB_EYEPOS_X))+180
else
RotParameter = atn((GLOB_EYEPOS_Y/GLOB_EYEPOS_X))
endif
rotz RotParameter +90
以上!
あとは[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)…]で任意の名前をつけて、埋め込みライブラリに保存しておいて下さい。
(保存が終わったらオブジェクト編集のウィンドウは閉じてOK)
あとは、先程埋め込みライブラリに保存したオブジェクトを配置してみて下さい。
向きの更新は[Ctrl]+[Shift]+[R]で出来ます
プロジェクトの原点からカメラ(視点)の位置で向きの計算をしているので、少しだけズレがありますが
クルッとこちらを向くテキストはなんだか可愛らしいです。