Archicadの事で少しでも情報共有のお役に立てればと思い投稿いたします。
複合構造を使った作図では、設計変更の際に修正が素早いなどメリットは多々有りますが、実際の建物では各層毎に高さが異なる事がほとんどです。
また構成は同じでもフカシの寸法が場所で違うなど、その都度複合構造を作ると、その種類が増えすぎて却って管理や作図の手間が大変になるかと思います。木造の断面詳細図など特に複雑で大変です。
以前ベテランの方に実施設計での作図についてアドバイスを伺ったところ「ほとんど複合構造は使っていないよ。慣れてしまえば単層で作ってもそれほど時間は掛からないし、層毎の高さの管理などもできるし、後々楽だからね」と。聞いて目から鱗でした(笑)。なぜならグラフィソフトさんで配布されているサンプルプロジェクトなどを拝見すると、複合構造とソリッド編集で綺麗に作図されており、そうしなきゃいけないものだと思い込んでいたからです。
私がそうだったのですが、複合構造に拘るあまり時間を掛けすぎると非常に時間がもったいないです。
それ以降、壁は躯体+外装仕上+内装仕上のように複数層に分解して地道に作図を行い無駄に複合構造の種類を増やさない事。そしてソリッド編集などをなるべく使わないなど、スマートではないけれどシンプルに考えると上達する気がします。
スレッド違いかもしれませんが、複合構造の層毎の高さの管理ができるようになると嬉しいです。
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