今月のTIPSでは、@Yves さんから実践的なソリューションをもうひとつご紹介します。
彼の投稿連続記録は今月も継続中!今回は、@RasNor さんが Archicad で敷地図面上に効率的に勾配シンボルを描く方法について質問したことがきっかけです。
@RasNor さんは、3Dでメッシュを作成する方法はわかっているものの、敷地図上に「勾配シンボル」として表示されず、手作業で作成するのに時間がかかるとコミュニティで共有しました。
それに対して@Yves さんが、実用的な解決方法を提示してくれました。
以下の説明とあわせて、デモ動画をご覧ください。
@Yves さんは、図面スケールに応じて線の間隔が自動的に調整される2種類のラインタイプオブジェクトを作成しました。
これにより、印刷時にも勾配シンボルの見やすさが保たれます。
また、スプラインに沿って配置できるため、複雑な敷地形状や勾配にも柔軟に対応します。
このソリューションは、手作業で描くよりも時間を大幅に節約でき、敷地図面の精度と見栄えを高める統合的なアプローチです。
メリット
スケール対応の線間隔:印刷スケールに関係なく、勾配シンボルを常に明瞭に表示
スプライン対応:地形やメッシュの多様な形状にフィット
作業効率の向上:手描きのシンボルを再利用可能なラインタイプに置き換えることで、ドキュメンテーションをスピードアップ
📎 @Yves さんのカスタム勾配シンボル(GDLオブジェクト)をダウンロードして、埋め込みライブラリにインポートしましょう。
※オブジェクトはフランス語ですが、簡単に翻訳できます。
「Ligne talus droit」オブジェクトは「Ligne talus courbe」オブジェクトをマクロとして使用しているため、両方のオブジェクトをライブラリに読み込む必要があります。
@CosminF さんにも、カスタムラインタイプに関する便利なヒントを共有してくれたことに感謝します!
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最後に、こちらが @Yves さんの有益な回答が投稿されたフォーラムのリンクです。
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