※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Yutaro Kijimaさん の2017年8月14日の記事を転載しています。
1.平面図表示
平面図の3D組み立て要素(壁、カーテンウォール、柱、梁、および屋根)は要素毎に平面図の表示設定ができます。
壁の平面図表示設定
表示設定の概念と各表現
垂直な基本構造や複合構造では違いがわかりずらいですが、傾斜角度を付けたり、断面形状で表示すると表現の違いが理解しやすいと思います。
切断面とは仮想の面に沿って水平に切断したような表示です。初期値ではフロア高さ+1100で設定されています。
2.表示フロア
組み立て要素の表示をフロア別に制御できます。要素が存在する[関連フロア全て]か、[配置フロアのみ]のいずれかを選択します。壁は初期値では配置フロアのみとなっています。
壁の表示フロア設定
例)2Fバルコニー腰壁(下階垂れ壁表現)の設定例
2Fで壁の設定を行い、壁を入力します。
表示フロア:関連フロア全て
壁上部:リンク無し
高さ+1400、下部-400
2Fの壁表示は切断面より下なので輪郭線表示となります。
1Fの壁表示は切断面より上なので上部線表示となります。