※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Matsumoto kojiさん の2016年11月24日の記事を転載しています。
![00_断面パース-620x465.jpg 00_断面パース-620x465.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62663i7FD9CF24DAB9F6CE/image-size/large?v=v2&px=999)
モデルもあまり作りこまれていない計画初期において、
フォトクオリティなCGよりも手書き風パースが好ましいことは多々あると思います。
そこで今回は、インターナルレンダリングとスケッチレンダリングを使用した手描き風パースの簡単な作成方法をご紹介します。(※一部Photoshopの作業があります。)
1.まずパースを作成したいアングルで、ビュー登録をします。(変更があっても同じパースを作成するため)
![01_ビュー-620x465.jpg 01_ビュー-620x465.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62664i3A6279D265D07039/image-size/large?v=v2&px=999)
2.インターナルレンダリングとスケッチレンダリングそれぞれを、同じビューを使って、同じ位置、同じサイズでレンダリングします。
(インターナルレンダリング、スケッチレンダリングとも今回は初期値のままとします。お好みで調整してください。)
インターナル設定
![02_インターナル設定.jpg 02_インターナル設定.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62665i3D1CCE6D818CC7B4/image-size/large?v=v2&px=999)
スケッチ設定
![03_スケッチ設定.jpg 03_スケッチ設定.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62666i3864C6CAB016E42C/image-size/large?v=v2&px=999)
サイズ設定
![04_サイズ設定.jpg 04_サイズ設定.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62667iC5289BE8CCBAFA7B/image-size/large?v=v2&px=999)
3.レンダリングします。
・インターナルレンダリング
![05_カラー-620x465.jpg 05_カラー-620x465.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62668i32B1BC057DFF9CB4/image-size/large?v=v2&px=999)
・スケッチレンダリング
![06_スケッチ-620x465.jpg 06_スケッチ-620x465.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62669i7E27544633EE2EC7/image-size/large?v=v2&px=999)
4.結果をtif形式で保存してください。(jpg形式でも可です。)
5.この2つをフォトショップで重ね合わせます。
![07_Photoshop-620x336.jpg 07_Photoshop-620x336.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62670i8DA077B5FB8F7509/image-size/large?v=v2&px=999)
6.インターナルを一番下のレイヤーになるようにします。
スケッチのレイヤーを複製し、スケッチとコピーしたスケッチレイヤーに、それぞれオーバーレイ、比較(暗)をかけます。
![08_Photoshop複製-620x335.jpg 08_Photoshop複製-620x335.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62671iBAE56FED0BB0128A/image-size/large?v=v2&px=999)
オーバーレイ設定
![09_オーバーレイ設定.jpg 09_オーバーレイ設定.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62672i84F12CC52E4B21E5/image-size/large?v=v2&px=999)
比較(暗)設定
![10_比較暗設定.jpg 10_比較暗設定.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62673iA41915EE05E0AD74/image-size/large?v=v2&px=999)
断面パース
![00_断面パース-620x465.jpg 00_断面パース-620x465.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62674iECD99513143A23A8/image-size/large?v=v2&px=999)
調整レイヤーを使用することでコントラストや明るさ等を変えることができるので、より見やすいパースを作成することもできます。
平面パース、立面パースもこのような感じで簡単に作成できますので、ぜひ試してみて下さい!!
平面パース
![11_平面パース-620x465.jpg 11_平面パース-620x465.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62675iD285B730176C91D4/image-size/large?v=v2&px=999)
立面パース
![12_立面パース-620x465.jpg 12_立面パース-620x465.jpg](/t5/image/serverpage/image-id/62676i6DA5471749DE7C53/image-size/large?v=v2&px=999)