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重ね合わせ基準点のBOXを(2つ)置こう!【旧サイトからの転載】

別のソフトウェアで作った設備や鉄骨などのBIMデータをArchicadやSolibriで重ねる場合、みなさんはどのようにしていますか?

ArchicadはIFC出力したときに、どの位置(X,Y,Z座標)を原点として設定できます(下記参照)が、すべてのIFC出力可能なソフトウェアが設定できるわけではありません。

https://helpcenter.Graphisoft.com/jp/knowledgebase/63809/

また、どうしても関係者が増えるに連れ、見た目に分かりづらい「データ基準位置」という概念は齟齬を生みやすいものです。

データ基準位置を示すBOXを置く

 

そこで、よく行われる方法として、データ基準を示すBOX状のオブジェクトを、基準点から一定距離の位置に置きましょう。

一般的に一番若い通り芯交点からX,Yとも-5m(または-10m),1FL±0の点に1m ✕ 1m ✕ 1m 程度のBOXを配置することが多いと思います。
これはスラブツールで描いても良いですが、変に包絡関係にならないようにオブジェクトとするのが良いと思います。

設備や鉄骨のBIMデータを作ってくれる会社に「データの原点を~」と言ってもなかなか通じないことも多いですが、「とにかくこの位置にこんな形のオブジェクトを置いて下さい。データ上の原点はどこでも良いです」と伝えると無用に負担を掛けることなく置いてくれる場合が多いように思います。

あとはSolibriなどでそれぞれのBIMデータのBOXが重なるように配置すれば完了です。

 

BOXは2個置きたい

 

だいたいこれで問題は無いのですが、少し不安があるのがBOXのどの頂点が基準点なのかわかりにくいことです。

それを解決するため、弊社ではBOXを2個置いています。

ただこれだけですが、頂点の重なる部分が基準点なのが一目瞭然になります。

テンプレートに最初から配置しておくとより良いでしょう。

是非、真似してみて下さい。

共同執筆者